結婚して、子どもができて、そろそろ一戸建てのマイホーム!なんて考えるママも多いのでは?でも、家を建てるには一体何から初めていいの!? 人生で一番の買い物とも言われる「マイホーム」。せっかく建てるなら、後悔はしたくないですよね!そのためにはしっかりと情報収集し、お勉強することが大切!既に家づくりを終えたmamaskyスタッフが、当時思っていた疑問や悩みを「家づくりのプロ」に直球でぶつけちゃおうという当企画。
6回目となる今回は、これまで何度も何度も構造の大切さを荒井代表から聞かされていたmamaskyのマイが、特にイベントがあったわけでもないのに無理にお願いして、建設中の構造を見せてもらいました!荒井さんが力説していた家の一番大切な土台の部分をくまなくチェックしてきました♡


Special Adviser

「フジ創ホーム」代表取締役・荒井里江さん

高岡市を中心に新築住宅・リフォーム(リブート)住宅の設計から施工、アフターサービスまでを扱う、住宅会社「フジ創ホーム」で代表を務める2児のワーキングママさん。「長寿命であること」「低燃費であること」「健康住宅であること」などをコンセプトに、自分の家のように親身になって設計・施工を行ってくれる。施主さんが集まるオーナー会・「Thankyou会」も発足し、引渡し後も数々のイベントや企画を開催。家を建てた後からのお付き合いも大事にされています。


2016年11月某日。
外が寒いことを期待していたのに、なぜかこの日はピンポイントで快晴。
写真を撮るには絶好の日和だったけれど、構造だけでどれだけ暖かいかを検証するには
もう少し寒くてもよかったのに…とブツブツ思いながら、今回構造見学をさせていただくお宅に到着。

おお!平屋!
お話によると、このお宅はご夫婦2人でお住まい予定で、10月に棟上げ、3月に完成見学会が予定されているそうです。構造からガッツリ見学したおうちが完成したらどんな感じになるのか、
今からとても楽しみです。
さて、今回は荒井さんの他にも、フジ創の構造を熟知している心強いメンバーがいらしてくださいました♡見学会でもないのに、足を運んでいただきありがとうございました!

左上:前回コラム「経堂モデルハウス調査編」で初登場したコーディネーター・現場監督の純子さん
右上:大工の棟梁さん
左下:このおうちを担当していらっしゃる大工さん
右下:おなじみ代表の荒井さん

逆光過ぎて、みなさん表情が硬め。。。
その中でもさすがの笑顔の荒井さん。
今回は大工さんもいらっしゃったので、「この機会に!」と思いこんな質問をぶつけでみました。

「以前のインタビューで、フジ創ホームさんは業者さんも大切にしているとおっしゃっていたんですが、本当ですか?働きやすい現場ですか?」

大工の棟梁さん「段取りがいいからやりやすいよ----------、

でも、社長が横におったら、『やりやすい現場』としか言えんやろ」

ごもっとも。笑
でも、そんな会話ができるっていうことだけで、現場と会社、お施主さんとの距離が近いんだろうなーと実感しました。
 

さて、そんな大工さんを交えての今回のインタビュー。
話しやすいオーラ満載の棟梁さんにも色々教えていただきました。
 

まずは外壁について。

フジ層ホームでは「セルロースファイバー」という高性能の断熱材を採用されていて(前回モデルハウスコラムで書いた実験ルームのくだり参)、
今回の現場ではまだ外壁材+セルロースファイバーのみが入った状態の段階でした。
 

外壁材は「モイス耐力面材」というけっこうお高めのものを採用しているそうです。
この外壁は、珊瑚の化石が主成分で、木質系の外壁材に比べて、湿気の影響でゆがんだり変形したりするリスクが少ないようです。
なんのこっちゃって感じかもしれませんが、非常に重要なことです!
この「モイス耐力面材」は湿気を通して変形しにくく、長持ちするので、結果、低燃費につながります。さらに、筋替えの役割もあり、家全体を面で支えてくれるので、耐震性能も抜群だとか。

つまり、一言でいうと
「地震・火災・シロアリに強く、調湿・保湿性に優れた最強の外壁材」。ってとこでしょうか。
構造の段階で実際に見て話を聞くと、説得力がありますね。

 

※「モイス耐力面材」についてもっと知りたい方はカタログのリンクを貼っておきます!→こちら

 

外壁の話をじっくり聞いた後、

ここでやっと家の中に入ります。笑
木のいい香りがします♡
当たり前ですが、いろんなところがむき出しですね!!!

 

太い柱がしっかりと家を支えています。
どのレベルがどうか、素人の私が判断するのは難しいですが、
柱は縦の重みに強い杉の4寸(12cm角)、梁は横からの重みに強い米松を使用されているそうです。

 

さて、もう少し中に入ってみましょう。
まだ床が入ってないので、板がある部分だけそーっと歩きます。
荒井さんが足をのせている部分はセルロースファイバーがぎっしり詰まっていて、
床下からの寒さ対策もバッチリです!

 

 

次に目に入ったのは、家の天井に広がるこのダクト。
ある一定の場所に吹き出し口が集められています。
「これは、一体どういう役割をしているんでしょうか?」

正解は部屋の中の換気をするためのダクトでした。

 

このおうちのお施主さんは、ピアノを弾かれるそうで、家の中には防音室が作られるそうです。
普段、フジ創さんではダクトレス、つまり各部屋ごとに換気をするための装置をつけられるのですが、そうすると、家中に付けられた換気口からピアノ部屋の音がたくさん漏れてしまう可能性があるとのこと。
そのため、今回は各部屋の換気をひとまとめにして、一定の場所から放出するというパターンが採用されました。

それぞれの生活スタイルに合わせて、間取りだけでなく、
このような構造部分までしっかり考えてくださっているんですね♪

 

 

そして、構造見学では、コンセントや電気のスイッチの位置も確認できます。

フジ創ホームさんでは、建設段階でも、コンセントやスイッチの位置を変更することが可能だそう。
図面上では分からなかった微妙な高さや、家事同線を実際に歩いたりしながら確認し、ベストの場所を指定することができます。

 

そして、荒井さんがこれまで何度も力説されていた
「大工さんたちが現場をきれいにしている」ということも
しっかりチェックすることができました。

作業中にも関わらず、キレイに整頓されていました。
取材があるからキレイにしていたわけでは決してありませんよ♪

 

そして、最後に、私が注目したのは「窓」。

 

こんな紙が窓に貼ってあったんですが、
フジ創ホームの窓って標準仕様で断熱等級☆4つなんです!
さすがです!!!

※ちなみに我が家は☆2つ~3つのものでした

そして当然のごとく三重サッシ。
スマホのライトが3つ映っているのが分かると思います。
ここでもフジ創の家の暖かさの秘密がここでも発見できました。

窓の件は、構造とはあんまり関係ないんですが、びっくりしたのでご報告まで。
でも、構造を見学しているからこそ発見できたことかもしれません。
完成見学会で窓をマジマジと見ることなんてきっとないですもんね!

 

 

私たちがあーだこーだ話している間も、大工さんは黙々と作業を続けていらっしゃいました。

どーでもいいかもしれませんが、、、実は、ワタシ作業着大好きなんです♡笑
少し汚れた作業着に身をつつんでお仕事をされている大工さん、見ていてにやけちゃいましたよ。
優しい大工さんは、作業中でも手をとめて、いろんな質問に答えてくださいました。
お仕事中、取材にご協力いただきましてありがとうございました!

 

さて、今回の構造見学レポートいかがでしたか?ちょっと専門的で難しかったでしょうか。。。
私も分からないことだらけで、質問しっぱなしでした。
女性にとっては「構造」ってあんまり興味がわかない部分かもしれないですが、見ることができるのは建設中のこのタイミングだけなんです。当たり前ですが、建ってしまったら決して見ることができない部分です。安心して一生暮らす家のためには、妥協はしたくないですよね。

「構造を見せてくれるのは自信があるから」
これまで何度も荒井さんがおっしゃられてきた言葉です。


これからマイホーム購入を考えていらっしゃる方は、必ず建設中のおうちをチェックしましょう!!


Ainos有限会社フジ創


※フジ創ホームは「Ainos有限会社フジ創」に変わりました
住所/高岡市江尻846-1
電話/0800-200-2661
営業時間/9:00~18:00
定休/火曜・水曜
HP/https://www.fujisou-ainos.com/