こんにちは。
ママスキーです♪

家で過ごす時間が長くなると、子どもが元気を持て余してしまい、「どうやって体力を発散させよう?」と頭を抱えることもありますよね。

今回は、看護師と子育て心理アドバイザーの資格をもつママライターが、自宅でできる体を動かす遊びを年齢別にご紹介します。あわせて、安全に楽しむためのコツや関わり方のポイントもお伝えしますので、日々の遊びのヒントとして役立てていただけたら嬉しいです。

乳幼児の成長や興味関心は、子どもの一人ひとり違います。
年齢の目安はあくまで参考にしつつ、お子さんのペースに合わせて楽しんでみてくださいね♪

 

 

「幼児運動指針」について

みなさんは、文部科学省の「幼児運動指針」を見たことがありますか?
この指針には、幼児がどのくらい体を動かすとよいのかや、運動遊びをする時に意識したいポイントが分かりやすく紹介されているんです!

幼児運動指針では、幼児期にはたくさん体を動かすことが大切だとしています。

運動量の目安は「1日合計60分以上」

といっても、60分続けて運動しなくても大丈夫!
散歩やお手伝い、ちょっとした遊びなど、日常の中での運動を積み重ねていけばOKなんです◎

また、天気や環境によって活動量を確保できるよう、「屋内・屋外どちらでも、毎日合計60分以上」を目指すことがポイント
お家の中でできるちょっとした遊びも、しっかり運動時間にカウントできるのは嬉しいですよね。

幼児は様々な遊びを中心に、毎日、合計60分以上、楽しく体を動かすことが大切です

引用元:

文部科学省「幼児期運動指針普及用パンフレット」

幼児が運動をするにあたって大切な視点は、以下の3つです。

  1. 多様な動きが経験できるように様々な遊びを取り入れる
    たくさんの動きを経験することで、神経の発達や体の動きの幅が豊かになります。
  2.  楽しく体を動かす時間を確保する
    発達には個人差があります。子どもの「もっとやりたい!」という感覚が育つよう、時には遊びにちょっとした変化を取り入れましょう。
  3. 発達の特性に応じた遊びを提供する
    体に負担をかけない、年齢や発達に合った遊びが基本です。

「トレーニングのように同じ動きを繰り返すこと」「強すぎる負荷をかけること」は推奨されていません。

お子さんの様子を見ながら、楽しく・安全に体を動かす時間をつくってみてくださいね。

 


0歳の発達とおすすめの室内遊び

0歳の発達って?

0歳の赤ちゃんは、月齢が進むにつれて体の動かし方がどんどん変化していきます。大切なのは、赤ちゃんの機嫌や体調がよい時に、無理なく体を動かせる環境を整えることです。

 

生後2〜3か月頃
首の力が少しずつつき、うつ伏せで顔を持ち上げる姿も見られはじめます。

生後5か月頃
寝返りへの準備が進み、体をひねったり手足を大きく動かすことが増えてきます。

生後6〜12か月頃
ずりばいやハイハイの時期です。つかまり立ちに進む前に、これらの動きを十分に経験することが大切です。腕・脚の筋力や全身の連動性が育ち、後の「立つ」「歩く」動作に結びつきます。

0歳におすすめの遊びは?

0歳をおおまかに3つにの時期に分け、おすすめの遊びをまとめました!

 

 

生後2〜3か月頃
1日1~2回、1回5分程度でよいので、腹ばい姿勢を取り入れてみましょう。肩・背中・腕などの筋力が育ち、寝返りの準備にもなりますよ。

生後5か月頃
この頃になると、寝返りの練習に挑戦できるようになります。
手を伸ばしたタイミングで、上側の足をお腹の方へそっと近づけてあげると、赤ちゃんは頭や肩を起こしやすくなりますよ。
また、寝返りしたい方向にお気に入りのおもちゃやボールを置いて誘ってあげるのも効果的です。

 生後6〜12か月頃
ずりばい・ハイハイをたっぷり楽しめる遊びを取り入れましょう。引っ張るおもちゃ、引き車、オーボールなどを目の前で動かし、追いかけたくなる状況を作るのもよい刺激になります。
 

他にも、クッションのぼりや大人の体をのぼる登山ごっこ、「高い高い」「飛行機」などのスキンシップ遊びもおすすめです♪

床のスペースをできるだけ広く確保しましょう。
裸足だと、足指に力が入り、動きやすくなりますよ!

発達を踏まえた、0歳への関わり方

0歳の運動遊びでは、安全への配慮がとても重要です。

  • 激しく揺さぶる遊びは「揺さぶられ症候群」の危険があるため避ける
  • 授乳後はしっかりげっぷをさせ、満腹直後の運動遊びは控える
  • 足を引っ張る遊びは、関節が外れる可能性があるため行わない

赤ちゃんが嫌がった時はすぐに中止し、できた瞬間を一緒に喜びながら、焦らずゆっくり進めていきましょう♪

月齢の目安はあくまで参考程度に。

「まだできない…」と焦るよりも、「今日はこんな反応を見せてくれた!」と一緒に楽しむ気持ちが大切です。

 


1歳の発達とおすすめの室内遊び

1歳の発達って?

1歳頃になると、体を思い通りに動かせるようになり、遊びの幅が一気に広がります。歩けるようになる子どもも増え、しゃがんでバランスをとったり、「立つ」「歩く」を繰り返したりと、全身を使った複雑な動きが可能になります。

また、周囲に対する興味が強まり、「これは何だろう?」と探索する気持ちが活発になります。自分の動きを確かめるように振り返ったり、物を押したり持ち替えたりと、因果関係を試すような行動も見られるようになります。
布をかぶって隠れたり、大人に探してもらう「いないいないばぁ」など、やりとりを楽しむ力も育つ時期です。

1歳におすすめの遊びは?

1歳頃は、「歩く」「しゃがむ」「立つ」といった動きが広がる時期なので、押し車や引き車を押したり引いて歩く遊びは、バランスをとる練習にもぴったりです。
またがるタイプの乗り物で足を使って前に進む遊びも、バランス感覚を育ててくれます。ボール拾いやおもちゃ運びのように、「しゃがむ」「立つ」を繰り返すだけでも、自然と下半身の筋力アップに繋がります。リビングでのかくれんぼなど、「見つけてもらう」やり取りを楽しむ遊びもおすすめです。

音に合わせて体を動かすリトミックも、動きのバリエーションが広がりますよ♡

発達を踏まえた、1歳への関わり方

できたことに注目して褒めること が、自信や意欲を大きく育てます。「できたね」「見つけたね」など、小さな成功をしっかり言葉にして伝えてあげましょう

擬音語やジェスチャーを使いながら一緒に遊ぶことで、言葉の発達にも繋がります。

1歳は、好奇心が強まり「ダメ」と注意する場面も増えてきます。
叱るよりも、してほしい行動を具体的に伝える方が伝わりやすいですよ!

 


2歳の発達とおすすめの室内遊び

2歳の発達って?

2歳頃になると、全身の動きがよりダイナミックになり、更に体のコントロール力ができるようになります。しゃがんだ姿勢からスッと立ち上がれたり、短い時間の片足立ちや両足ジャンプに挑戦したりと、バランス感覚が発達する時期です。

また、音楽に合わせて「早く歩く → ゆっくり歩く → 走る → 止まる」と、動きを切り替えることができるようになります。

2歳におすすめの遊びは?

2歳は、全身を使う遊びや挑戦する遊び、ごっこ遊びを特に楽しめる時期です。新聞紙を丸めたボールを投げたり、床に貼ったマスキングテープの線をジャンプで越えたり、ボールを使った遊びがおすすめです。
座布団を飛び石のように並べてジャンプしたり、布団の山をよじ登ったり滑り降りるなど、お家にあるものを使うだけで、十分に体を動かせます。

また、ジャンプのときに「1回、2回…!」と声をかけてあげるなど、動きを意識できるようなひと声を添えると、楽しさが広がりますよ♪

音が気になる場合は、マットや布団の上で運動をすると安心です。

発達を踏まえた、2歳への関わり方

2歳は「自分でやりたい!」という気持ちが強まる時期です。遊びの中では、できるまでやらせたり失敗を責めるのは避け、気持ちに寄り添いながら関わることが大切です。温かく見守られることで「またやってみよう!」という意欲や自信が育ちますよ。

また、大きな動きの遊びでは、転倒やぶつからないよう安全に配慮しながら見守りましょう。

 


3歳の発達とおすすめの室内遊び

3歳の発達って?

3歳頃になると、全身の動きを思い通りにコントロールできるようになり、運動機能が大きく伸びます。バランスを取る動き、「歩く」「走る」「跳ぶ」などの移動動作、「投げる」「捕る」「押す」「引く」といった操作の動きが上達し、できることが一気に増える時期です。

ボール遊びも発達し、ゴールを狙うなど目的を持った挑戦ができるようになります。ダンスや表現遊びでは、人前で楽しんで見せる子どもや少し恥ずかしがる子どもなど、表現の仕方に個性が見られるようになります。

3歳におすすめの遊びは?

3歳は、体全体を使う運動遊びや、簡単なルールのある遊びを楽しめる時期です。布団やマットの上で一緒に転がったり、ペットボトルなどを組み合わせたサーキット遊びで「ころがる→登る→ハイハイ→障害物を避けて走る→ゴールタッチ」といった流れを楽しめます。

また、この時期はバランス感覚が大きく育つため、バランスボードに乗って揺れを楽しんだり、体の使い方を工夫しながらバランスをとる遊びもおすすめです。

「順番を守る」「次はママの番」といった簡単なルールを混みこんだり、タイムチャレンジを取り入れると集中力が高まりますよ!

発達を踏まえた、3歳への関わり方

3歳になると「勝ちたい」という気持ちが強まりますが、大切なのは結果よりも頑張った過程に目を向けることです。

「うまく出来たね」より「狙って一生懸命投げたところがよかったね」と具体的に伝えると、自分の努力を認められたことが分かり自信に繋がります。

 

 

4歳の発達とおすすめの室内遊び

4歳の発達って?

4歳頃になると、ルール理解や協力・競争の気持ちが育ち、「自分で考えて動く力」が育ちます。「見て!」と認めてもらいたい気持ちも強まり、アピールする姿が増える時期です。

また、運動能力も発達し、スキップやウマの走りに似た「ギャロップ」など、リズムに合わせた動きに挑戦できるようになります。「ボールをキャッチする」「投げる」「つく」といった複数の動作を組み合わせた遊びも上手になり、できることが更に広がります。
体操の動きを覚え、一人で表現することを楽しむ姿も見られるようになります。

4歳におすすめの遊びは?

全身を使った遊びや協力・競争を伴う遊び、ルールのある遊びを特に楽しめる時期です。かくれんぼや宝探しはルール理解が育ち、忍者になりきった全身遊びや親子での軽いふざけっこは、バランス感覚や力加減を学ぶ機会になります。

また、体操やリズムに合わせたボール遊びもまねっこを通して動きが広がります。遊びに簡単なルールやミッションを加えたり、音楽を使って雰囲気づくりをすると盛り上がりますよ!

発達を踏まえた、4歳への関わり方

4歳は「できた」「勝ちたい」という気持ちが強くなる一方で、思い通りにいかないと「悔しい」「嫌だ」と感情が揺れやすい時期です。子どもの気持ちに寄り添いながら、意欲をそっと支えてあげることが大切です。

運動遊びでは「上手さ」よりも「のびのび楽しむこと」を大切にし、勝敗に偏りすぎない関わりを心がけましょう。

この時期はお子さんによって体力の差が大きく出ます
様子を見ながら、無理のないところで遊びを切り上げてあげてくださいね。

 

 

5歳の発達とおすすめの室内遊び

5歳の発達って?

5歳頃になると、運動器具を上手に扱ったり複雑な動きを組み合わせることができるようになり、体を動かして遊ぶことの楽しさや充実感を味わえる時期に入ります。筋力やバランス機能が発達することで、ボールを遠くまで投げたり、リズムに合わせて複数の動作を連動させたりが可能になります。

自分で動きを工夫しながら挑戦することを楽しみ、「次はこうしてみよう」「もっと上手になりたい!」といった向上心が、自然に芽生えやすい年齢です。

5歳におすすめの遊び方は?

5歳は、少し難しさがあるチャレンジ遊びや、目標を持って取り組む遊びを特に楽しめる時期です。例えば、風船を連続で上にあげる、ボールを遠くへ投げる、ついてキャッチするなど、複数の動きを組み合わせた遊びがおすすめです。

さらに、「ぐるぐる回す」「くすぐる」といったスキンシップ要素がある遊びや、大人の腕にぶら下がったり、体をよじ登ったりする体力チャレンジも、この時期ならではのワクワクを引き出します。

「ボールを10回キャッチできたらゴール」など、分かりやすい目標を設定すると、達成に向けて頑張る楽しさも味わえますよ♡

発達を踏まえた、5歳への関わり方

5歳は、挑戦意欲が強い一方で、できないことに出会うと落ち込みやすい時期です。失敗しても、「何度も挑戦していたね」「工夫して投げていたね」と努力を具体的に認めると、自信や次の挑戦に繋がります。

参考:
子育て心理アドバイザー講座 テキスト1 上  乳幼児編
子育て心理アドバイザー講座 テキスト1 下  乳幼児編

終わりに

外遊びが難しい日でも、室内で意識的に体を動かす時間をつくることで、子どもの心と体の成長をしっかり支えることができます。今回ご紹介した運動遊びを取り入れながら、親子で楽しい時間を過ごしてみてくださいね♪

また、小さなお子さんは、月齢や年齢によってできることに大きな個人差があります。「できるはず」と決めつけたり落ち込んだりせず、お子さんのペースに合わせて無理なく楽しみましょう。
年少以降は、遊びの中で得意・不得意が見えやすくなってきます。遊びの中で気になることがあれば、早めに園の先生や専門機関に相談しておくと安心ですよ。

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