こんにちは。
ママスキー編集部です♪

 

赤ちゃんのお肌って、思わず触れたくなるほど柔らかくて、本当に羨ましいですよね。
でもその反面、わずかな赤みや湿疹など、ちょっとした変化にも気づきやすく、「これって大丈夫?」と不安になることも多いものです。

そこで今回は、現役で皮膚科に勤務する看護師ママライターの視点から、1歳頃までの赤ちゃんに多い肌悩みと、その原因や対策をご紹介します。

これから赤ちゃんを迎える方はもちろん、子育て中のママ・パパにも役立つ内容です。
ぜひ、最後までチェックしてみてくださいね♡

 

 

赤ちゃんのお肌の特徴は?

実は、赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の約半分ほどしかありません。そのため、外からの刺激やアレルゲンの影響を受けやすく、さまざまな肌悩みに繋がりやすいのが特徴です。

また、赤ちゃんは成長のスピードがとても早く、月齢によって生活環境や身体の使い方も大きく変わっていきます。ママやパパは、その変化に合わせて、お世話の仕方を変えていくことが大切です。

ここでは、赤ちゃんを月齢ごとに2つの時期に分け、それぞれに見られやすい特徴をまとめました。

 

生後6か月未満の赤ちゃんの特徴

おしっこは、1日に10〜20回ほどと回数が多い時期です。生後5か月頃まではうんちも1日1〜4回ほど出るのが一般的です。
また、新生児のうちは、1日のうち16〜17時間と1日の大半を寝て過ごします。長時間同じ姿勢で過ごすことが多いため、おしっこや汗、よだれがお肌にとどまりやすい傾向があります。

ママスキーライターA/

この時期の赤ちゃんの胃は筒状で、逆流しやすいのが特徴。
そのため、吐き戻しが起こりやすく、よだれやミルクが口回りにたまりやすくなりますよ!

生後6か月〜1歳頃の赤ちゃんの特徴

月齢が進むにつれて排泄の回数は少しずつ減りますが、それでもおしっこは1日10〜15回と多めです。

寝返り・ハイハイ・つかまり立ちなど、身体を活発に動かすようになるため、体型に合っていないおむつや衣類による刺激を受けやすくなります。
特に、太もも・お腹・首回りは赤みが出やすい傾向があります。

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赤ちゃんは汗をかきやすい一方、免疫力がまだまだ未熟。
そのため、汗や汚れが刺激になり、肌悩みを起こしやすい時期でもあります。

 

 

赤ちゃんに起こりやすい、
代表的な肌悩みと原因

赤ちゃんの肌悩みは、汗や皮脂、摩擦など、日常生活の中にある身近な要因が重なって起こります。

ここでは、赤ちゃんに多く見られる代表的な肌悩みと、その原因をまとめました。

 

  • あせも
    汗腺に汗や汚れが詰まり、炎症を起こすことで発生します。かゆみを伴うこともあり、赤ちゃんが不機嫌になったり掻いたりしてしまうこともあります
     
  • 乳児湿疹、乳児脂漏性湿疹
    乳児湿疹は、赤ちゃんの身体や顔に現れる赤い湿疹の総称です。皮脂や汗、よだれなどの刺激が重なることで起こります。
    中でも乳児脂漏性湿疹は、皮脂の分泌が活発な生後1〜3か月頃に多く見られ、皮脂が毛穴に詰まることが原因とされています
     
  • おむつかぶれ、よだれかぶれ
    排せつ物やよだれが長時間皮膚に触れることで、刺激となり炎症を起こした状態です。おむつ替えや汚れを拭き取る時の摩擦が、症状を悪化させることもあります
     
  • 皮膚カンジダ症
    カンジダ菌が、蒸れた環境で増殖することで起こります。
    おむつの中や首・股・関節部分など、通気性が悪く湿りやすい部位にできやすいのが特徴です

 

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おむつかぶれはおむつが当たる部分に出やすい一方、皮膚カンジダ症はシワの奥まで広がるのが特徴です。

これらの肌悩みは、多くのママやパパが一度は経験するもの。

「普段から気を付けているのに…」と感じることもあるかもしれませんが、ママやパパのせいではありませんよ!

 

 

肌悩みは、どうしたら防げるの?

ここでは、自宅でできる赤ちゃんの肌悩みを防ぐポイントをまとめました♪

「まずは何から始めればいいの?」と悩んでいるママやパパは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

日々のお世話でできる、肌悩み予防のポイント

ちょっとした工夫が、赤ちゃんの肌悩みを防ぐことに繋がります。
無理のない範囲で、お世話の中に取り入れてみてくださいね。

  • 爪を短く整え、ひっかき傷を防ぐ
  • 体型や成長に合ったおむつを選ぶ
  • 授乳後はげっぷをさせて、吐き戻しを防ぐ
  • 吸湿性&通気性のよい木綿素材の衣類を着せる

また、お尻拭きで汚れが落ちにくい時は、水分をたっぷり含ませたコットンを使いましょう。

男の子も女の子も、性器周りは汚れが残りやすい場所でもあります。
やさしくコットンを押さえるようにして、丁寧に拭き取ってあげてくださいね。

 

知っておきたい、沐浴~着替えまでのポイント

生後1か月頃までは、1日1回・15分程度の沐浴が推奨されています。

ここでは、沐浴を一例に「洗い流す」「保湿する」「着替える」の3つの場面ごとに、押さえておきたいポイントをお伝えします。
沐浴の時期が終わったお子さんにも共通する内容なので、参考にしてみてくださいね。

 

洗い流す

赤ちゃんは、汗や皮脂がたまりやすいため、毎日やさしく汚れを落としてあげましょう。

  • ボディーソープは、弱酸性、もしくは無添加のベビー用を選ぶ
  • 手でやさしく洗い、ゴシゴシこすらない
  • お湯の温度は、大人が少しぬるいと感じる38℃前後を目安に設定する
  • 汚れがたまりやすい関節周りや頭皮は、特に丁寧に洗う

保湿する

沐浴後20〜30分は、入浴前よりもお肌が乾燥すると言われています。そのままにしておくと、かゆみや湿疹の原因になることもあります。沐浴後は、なるべく保湿をしましょう。

  • タオルドライをした後は、すぐに保湿する
  • 肘裏や膝裏、関節までしっかり保湿する
  • 高価な保湿剤を少量使うより、たっぷり使えて継続しやすいものを選ぶ

着替える

沐浴後は、やさしく押さえるようにして、お肌の水分を拭き取りましょう。

  • 衣類やタオルは、柔らかく吸水性のよい素材を選ぶ
  • しっかり乾かしてから、おむつや服を着せる

ママスキーライターA/

毎日保湿剤を塗ると、アトピーの発症が3割少なくなるという有名な研究もあります。
皮膚のバリア機能がまだ弱い時期でも、保湿剤を塗ってあげることで、お肌を守れますよ!

完璧を目指す必要はありません。

できることを、できる範囲で続けていくことが大切ですよ♡

 

 

それでも肌悩みが続いたら、
どうすればいいの?

とはいえ、お子さんのお肌に赤みや湿疹を見つけると、どう対応すればいいか悩んでしまいますよね。
特に、普段から衣類や清潔ケアに気を配っているママやパパほど、心配になるものです。

ここでは、肌悩みが見られた時の対応を、一部ご紹介しますよ♪

 

まず、自宅でできることは?

肌悩みが続く時は、まずは慌てずに、お肌の様子をしっかり観察することが大切です。

最初に、おむつや衣類を脱がせて、全身を確認しましょう。その上で、特に注意したいポイントは次の2つです。

  • 自己判断で、自宅にある薬を塗らない
  • お肌の変化が分かるよう、写真を撮って記録しておく

実は、薬は塗る場所によって吸収率が異なります。
そのため、同じ薬であっても、塗る場所や量によって肌悩みを悪化させてしまう場合があるんです!

また、医療機関を受診するタイミングによっては、症状が一時的に落ち着いている場合もあります。
あらかじめ写真を撮っておくと、診察時に状態をより正確に伝えやすくなりますよ。

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お肌は、身体の不調を知らせる大切なサインを出してくれることも。
発疹や発熱など、普段と違う様子が見られた時は、早めに医療機関を受診しましょう。

医療機関を受診するタイミングって?

「これくらいで病院に行っていいのかな?」と迷うママやパパも多いと思います。しかし、少しでも不安や心配を感じた時が、相談のタイミングです!

相談先に迷った場合は、かかりつけの小児科に加えて、皮膚科専門医が在籍している皮膚科を受診するのもおすすめです。

受診のポイント

  • 事前に撮影したお肌の写真を、すぐ出せるようにしておく
    急に診察室へ呼ばれると、写真を探す余裕がない場合も。事前に準備しておくことで、診察が正確かつスムーズに進みます
     
  • 受診の際は、お薬手帳を忘れずに持参する
    医師がこれまでの処方内容を把握できるため、より適切な対応に繋がります

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「小児科と皮膚科、どっちを受診したらいいんだろう…」と分からなくなることはありませんか?

熱や下痢などお肌以外の症状がある時は、まずは小児科へ。赤みや湿疹が続く時は、皮膚科を受診しましょう!

赤ちゃんの肌悩みは、外からの刺激や成長段階の影響を受けやすく、一度よくなったと思っても、再び症状が出ることがあります。

だからこそ、「悪化してしまった…」とママやパパが自分を責める必要はありません。
その都度、赤ちゃんのお肌の様子を見ながら、落ち着いて対応していきましょう。

参考:
子育て心理アドバイザー講座 テキスト1 上  乳幼児編

日本化粧品検定 2級3級対策テキスト コスメの教科書

ひよこクラブ特別編集 最新!赤ちゃんの病気新百科
ほむほむ先生の小児アレルギー教室

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

赤ちゃんのお肌の特徴を知り、毎日の沐浴方法やスキンケアを見直すだけでも、肌悩みの予防に繋がることがあります。

自宅でできることを無理のないペースで続けながら、「ちょっと心配だな」と感じた時には、専門家に相談する選択肢があることも、頭の片隅に置いておくと安心ですよ♡

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