「ママ」と「ハタラク」。この二つの間には常に不安と葛藤と悩みが尽きません。でも本当は育児も家事も仕事もどれも辛いことばかりでなく楽しい側面があります。そんな双方のやりくりを上手くするために、そして富山のママの仕事環境をよくするためにできることは、まずはママの声に耳を傾けること。ということでお仕事座談会スタート!!
朝日人材サービス
「ビジネス用語にPDCAという言葉があるように、就職活動もプランを立て、行動し、チェックし、ということが欠かせません。ではまずはプランを立てるために必要なリサーチをということで、はじめに事前知識として現在の富山の就職環境をお伝えしたいと思います。」
2015年11月26日。カフェフェローさんにて開催されたお仕事座談会は朝日人材サービスさんによる就職環境のお話からスタート。このお仕事座談会の目的は、これから働きたいと思っている、もしくは現在働いていて不安を抱えているママたちが悩みを共感しあい、少しでも解決し一歩踏み出すこと。そのために必要な事前知識をレクチャーいただきました。(内容は参加された方だけのヒ・ミ・ツ♡)
みんなで悩みを喋りあったら、出るわ出るわと次々といろんな声が上がったので、その中から二つ、抜粋してご紹介したいと思います!
≪一人目の声≫
mamasky-M
「それって結構長く働いていたんですか?」
質問者ママ
「転職して、中途採用してもらってからなので、3年ほど勤務していました。今となっては、急いで働かなきゃいけない環境ではないので、結果として問題はないけれど、もしも育休がとれる環境だったら、違う選択肢もあったかもしれないなと思うと、今後就活するなら育休のこととか考えたほうがいいのかなと思ってます。」
朝日人材サービス
「そうですね。実際、最近の女性新卒者における就職企業を選ぶポイントランキングで「育休面などの福利厚生」は第二位。これはこの数年でグンと変化したので、今後は企業も女性の雇用における待遇はもっと改善されてくると思われます。」
ママ
「私は、つわりで辛くて、でも育休はとれる環境じゃなくて、どうしようと思いながら相談したら「3ヶ月で戻ってくるならいいよ」と言われてしまいました…。それは無理と思って、パート社員に雇用条件を替えてもらいました。」
朝日人材サービス
「本来は育休は法律で決まっているので、企業がNGだせるものではないので、もし育休が取れない環境の場合は企業が罰せられるものなんですが…。ただ実際は、もしそうなったときに企業を訴えるほどの気力は、おなかの大きい妊婦の時になかったりしますよね。すごく難しい問題だとは思いますが、少しずつ環境は改善されると思います。また、これも大変なことではありますが、育休とれる環境をつくる開拓者になることも一つの選択です。知識も体力も必要ですが、長い目で見たら、後輩のためにも自分自身のためにも良い環境が生まれる可能性も秘めています。」
ママ
「ちなみに育休中って給料??ってもらえるんですか?」
mamasky-E
「前職では、給料?手当て?みたいなものが2ヶ月に一回振り込まれてました。」
ママ
「私、育休だけど、そういうのは何もないです。パートだからでしょうか。でも保育所に出す書類とかの署名はもらえるので安心ですし、復職するタイミングが来たらすぐ働きだせます。けれど最近、託児付きの仕事先を見つけて惹かれてます。ただちょっと遠いんですよね。来春には一番下の子も保育所に入るので馴らし保育も考えるとそろそろ本気で仕事を考えなきゃと思ってます。」
朝日人材サービス
「ちなみにその託児付きの企業はどのくらいの通勤距離があるんですか?」
ママ
「片道30分くらいだと思います。これが雪が降れば、もっとかかりますね。」
朝日人材サービス
「そうなんですね。女性の通勤時間の限界が30分と言われているので、確かに雪道のことを思うと、いくら環境がよくても通勤がストレスになることもあるので、その点も慎重に考えたいですね。」
≪二人目の声≫
ママ
「今は小6だから心配ないけど、以前は無料の学童を使っていました。うちの校区の学童では18:00まで見てもらえたからラッキーだったのかな。ただ夏休みは例外。学童は午後からだけだったので、午前中にプール行かせて、家で弁当食べてもらって、午後から学童に通わせていました。」
mamasky-E
「学童の情報があまりないので不安。今はまだ年少だから学童を意識していないのもあるけれど、現時点で近所の学童がどこにあるかもわからないし、うちの校区は保育所も小学校も生徒が多いから空きがあるのか不安。」
mamasky-M
「最近、近所の先輩ママが学童の選定があったと話していました。結構な人数のママさんが無料のも有料のも落ちてたみたいです。そこでは就労条件で選定されたらしく、16:00くらいまでの勤務の人はほぼ通らなかったみたいです…。」
ママ
「私は面接の時点から夏休み期間は週3くらいしか働けない、と会社に伝えていたこともあって、夏休みだけは融通を利かせてもらってます。」
質問ママ
「それが言えるのがうらやましい。」
ママ
「できないものは仕方がないので…。でも心の中では半分、退職する覚悟を持ってましたね。」
朝日人材サービス
「会社に自分の要望を伝えられずに悩むママさんはすごく多いですね。どうしても企業対自分がフラットな関係を築きにくい分、下手(したて)にでてしまって何も言えなくなるケースです。弊社のような派遣会社を通している場合は、間に派遣会社が入って交渉をするので、そういう面に関して、派遣会社はとてもオススメできます。」
質問ママ
「それ、すごく助かります。」
mamasky-M
「バスで迎えに来てくれる遠方の学童もあるけど、料金も高いし、小学校と違う友達の環境へ通わすことは子どもにとってかわいそうな気がしてしまう。」
朝日人材サービス
「もし兄弟・姉妹がいるのなら、協力してお留守番をするということを教えることも大切ですね。」
mamasky-E
「そもそも、自分自身が子どもだったころ学童に通っていた記憶がないんだけど。かぎっ子だったよね。」
ママ
「習い事してたから、そこが学童がわりになっていたかも。」
朝日人材サービス
「スポ少とか習い事をさせるという方法もありますね。」
質問ママ
「それにしてもやっぱり夏休みがとにかく難関。」
ママ
「中には、働いていないママさんの家に子ども達が集まって、たまり場になってたりもする。それに困っているママ友も周りにいるので難しいですよね。3年生までは学童を上手に使う!3年生以上になれば自分でお留守番できるし、兄弟もいたりするから何とかできている!と考えるのが一番かな。」
質問ママ
「確かに兄弟でお留守番させるのもいいのかな。させたことなかったし。」
mamasky-E
「お留守番練習してるってママの声は結構ありますね。」
mamasky-M
「ピンポン鳴っても出ないかテストするやつですよね」
質問ママ
「出そう~!大丈夫かな。何度も練習しなきゃ。」
ママ
「同じ小学校のママ同士で仕事のシフトをずらして、預かり合ったりもしてましたよ。」
mamasky-E
「それ凄いですね!でも賢いやり方かも!!…そんな風に上手にママ友作れるかな。」
ママ
「うちはサッカーに入ったので、そこで交流が一気に増えましたよ。」
mamasky-M
「確かに習い事だと子ども同士も親同士も仲良くなりやすいですよね。」
Special Adviser**
「朝日人材サービス」さん
地元富山の派遣会社。朝日印刷のグループ会社だからこその安心感は業界随一!早くから女性の就職支援にも力を入れていて「とやま子育て応援団」の認定企業。オフィシャルサイトでは育児後の社会復帰を応援する求人情報も多数掲載されています!
※上記内容における、各参加者の声は口コミ的観点が強いため、学童や育休の実情など事実と異なるものも含まれる場合もございます。正しい情報は各地域・企業ごとにご確認くださいませ。