こんにちは!ライターのあやのです。
初めての育児は、毎日が新しい発見と戸惑いの連続ですよね。私も最初は何もかもが手探りで、戸惑うことばかりでした。
例えば、産後に授乳が思うようにいかずに悩んだり、やっと授乳が落ち着いたと思ったら、今度は離乳食の進み具合に頭を悩ませたり…。
子育て中は、「どうしてこんなことで怒るの?」と自分でも驚くことや、「早く泣き止んでほしい」と願う日々も多いです。
それでも、そんな毎日の中で小さな幸せや喜びを見つけられる瞬間もたくさんあります。
今回は、私が実際に経験した、子育ての中で見つけた幸せエピソードをお話しします。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです♪
息子の興味に気づいたのは、ささいな一言から

保育園に通い始めてしばらくしたある日、息子が従弟からもらった新幹線のおもちゃを見て、「こまち…」と呟いたのを目にしました。
最初は何のことかさっぱりわからず戸惑いましたが、夫が「新幹線の名前かな?」と調べてみると、新幹線の名前が「こまち」だと判明しました。
おそらく保育園で覚えてきたのだと思いますが、その頃の息子は、ものの名前をようやく話し始めた時期だったので、「こまち」の意味が分かった瞬間、夫婦でとても驚いたのを覚えています。
この出来事をきっかけに、「もしかして電車が好きなのかな?」と思い、少しずつ電車関連のおもちゃや図鑑をそろえ始めました。
どんどん知識を吸収する姿にびっくり!
図鑑を通して親子で学びと興味が広がった

ある日、ショッピングモールの本屋さんでふと手に取った電車の図鑑を、息子に渡してみました。
最初のうちは、興味津々でページを次々にめくる姿や、「これは?」と質問攻めにあうことに少し戸惑う場面もありましたが、気づけば電車や新幹線の名前をたくさん覚えていることに驚きました。
もともと私と夫は、電車に特別な興味があったわけではなく、ただの移動手段として考えていたのですが、息子が電車を見るたびに目を輝かせる姿を見て、少しずつ電車の世界に引き込まれていきました。
「ここに行ったってことは、あの電車に乗ってるかも!」と、過去の写真をさかのぼったり、図鑑と照らし合わせたりしながら、親子で電車について調べる時間が増えていきます。
図鑑の興味のあるページを覚え終わった後は、スマホで検索して見つけた電車の写真を印刷し、遊びながら名前を覚えることも、親子の楽しみの一つになりました。
保育園の連絡帳には、「パズルのピースに描かれているマークから電車の名前を当てていました」と書かれており、毎日電車に触れる生活を送る中で、親子ともに電車についてどんどん詳しくなっていきました。
疲れているときは、ちょっとしんどかった…
そんな息子とのやりとりに変化が!

私は、家事や仕事に追われているときに、息子との会話に少し疲れてしまうことがあります。
なぜ疲れるのかを振り返ってみると、息子が「すごいでしょ!見て!」と自慢げに言うときに、「そんなにすごくないな」と思うことでも、私は無理に「本当だ、すごいね!」と答えている自分に気づきました。
しかし、息子が電車についての知識を深めていくうちに、親としても思わず感心してしまう場面が何度も訪れるようになりました。
たとえば、お出かけ中に見かけた銀座線について、「昔は先頭車両のライトが1つだったんだよ」と教えてくれたり、「あの電車は山手線と色が違うだけで、形はほとんど同じだよ」と話してくれたりします。
私自身、電車の歴史や系統について、まさか小さな子どもから教わるとは思ってもみませんでした。
ふとした瞬間に息子の口から出てくる言葉に、「なんでそんなこと知ってるの!?」と驚き、息子の知識や観察眼、そして成長に心から感心させられます。
また、自分が無理をして息子と接するのではなく、感じたことをそのまま言葉や態度で伝えることで、気楽に育児ができるようになりました。
息子も私の素直な反応を見てニッコリ笑ってくれるので、電車を通じた親子のコミュニケーションが、より楽しく充実したものになったように感じています。
子育ては大変なことも多いけど、
やっぱり子どもと一緒に過ごすのは楽しい!

今では、息子は自ら電車の絵本や図鑑を本棚から引っ張り出し、字が読めないながらも「自分で読む!」と意欲的にページをめくるようになりました。
日常生活の中でも、大好きな電車の洋服を汚さないように上手にご飯を食べたり、大事な新幹線のおもちゃを踏んで壊さないように自ら片付けをしたりと、自分でできることが広がったように思います。そんな息子の日々成長していく姿を見て、日々感動する毎日です。
子育ては大変だと感じることも多いですが、身近で子どもの成長を感じられるだけでなく、子どもから新しい世界を切り開いてもらえることもたくさんあります。
私自身、まだ子育てを始めて3年ですが、これからどんな世界を一緒に開拓できるか、とても楽しみです♡
「子どものいる暮らしの幸せをともに」シリーズは、ママスキーが主催する大型ファミリーイベント「ママスキーパーティ」の10回目の開催を記念して公開しております。
子育てに楽なことはほとんどないけれど、これまで経験したことのないような幸せと愛を私たちにもたらせてくれます。
子どものいる暮らしの幸せを、みんなで共有することで、子育てのイメージそのものがポジティブでより良いものに繋がることを願っています。