春を迎え、新生活が始まって1か月が過ぎました。
中にはこの春から新居へ引っ越しました!という方も少なくないのではないでしょうか?
また、この春から家づくりを考え始める、という方もいるのではないかと思います。

 

そんな皆さんに今日は是非知っておいてほしい【シックハウス症候群】についてご紹介したいと思います!

言葉は聞いたことがあるけど、よく分かっていない…。
そんな方は最後まで読み進めてもらえると嬉しいです!

目次

  1. シックハウス症候群ってなに?
  2. 何が原因なの?予防策は?
  3. 換気の重要性とWB工法について

 

 

シックハウス症候群ってなに?

シックハウス症候群というのは、厚生労働省の発表によると

近年、住宅の高気密化などが進むに従って、建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染等と、それによる健康影響が指摘され、「シックハウス症候群」と呼ばれています。その症状は、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹など人によってさまざまです。

という現代病のひとつ。

ここ数年、家づくりのキーワードとして度々耳にする「高気密・高断熱」な住まいを目指したことによって起こった健康への影響のことを指します。

 

 


え?高気密、高断熱ってよくないの?

と思われる方もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。
とはいえ、”正しい” 方法で高気密・高断熱を考えなければ、知らず知らずのうちにアトピーや喘息の原因を引き起こしてしまう、ということを理解しておいてほしいなと思います。

 

 

何が原因なの?予防策は?

シックハウス症候群をを予防するには、まずその原因を理解することから!
ということで、今回はシックハウス症候群の問題に詳しい「前川建築」の茶木さんにお話を伺ってきました。

プロフィール

茶木 均 Hitoshi Chaki

通気断熱WB工法富山会 事務局である田島木材で17年間勤め、シックハウス症候群を解決するべく通気断熱WB工法の普及に携わる。その後、木の香(株)前川建築に入社し、以来10年以上、真に正しい家づくりを目指している。

・ ・ ・

 

― まずはじめに、シックハウス症候群の原因は何なのでしょうか?

「シックハウス症候群」は【新築症】とも言われ、現代の高気密化した家づくりが原因と考えられています。暖かくて快適、そして省エネな家づくりを追求するためには気密性の高さが重要になりますが、そのために【いい断熱材を使って、敷き詰める=隙間をなくす】ということを行ってきました。

もちろん結果として暖かい住まいにはなるのですが、一方で生活の中で発生する湿気が高気密過ぎるために外へ出すことができないという障害が発生しています。

このことを問題視する方は少ないかもしれませんが、湿気が排出されないということは、結露・カビ・ダニの発生を加速させることや生活から発生する化学物質が家の外に排出されないことが起きています。

結露する家は嫌ですよね?
カビやダニが繁殖する家なんて、もっと嫌ですよね?

 

さらには、こういった家で掃除機をかけると何が起きるか。

実は、掃除機の排気でダニやフンが部屋中を舞うことになるのです。

ゾッとしますよね…。

これが結果、人体に取り込まれることによって喘息、肺疾患、皮膚病の原因になると言われているのです。

 

 

― そんな恐ろしい…、気持ちの悪い問題があると分かっているのに一般的には対策をしていないということなのでしょうか?

いえ、実はすでに30年も前から、この問題に対処するために「24時間換気」が義務化されています。家を建てられた方なら24時間換気がついているのは、きっとご存じなんじゃないかなと思います。

― あ!24時間換気、我が家にもあります。
実は住んで6年にもなるのに通気口側が閉まったままだったことに気付いて開けたんです(汗)

それは、気づけて良かったですね。
シックハウス症候群は、湿気を排出できないことが原因ですから、一番の予防策は「家をきちんと換気すること」が重要なんです!

 

 

換気の重要性とWB工法について

ここまでで、シックハウス症候群の原因と予防策、そして換気の重要性も理解いただけたかなと思います。


うんうん!
我が家は24時間換気ついてるし安心

と思った方!ちょっと待ってください。

前述の通り、24時間換気が義務化され、30年も経過しているわけですが、実際問題として、アトピーやぜんそくのお子さんは増加傾向があるのだそう。

換気というのは、ご存じの通り、外気を取り入れ内気を排出し、空気を循環させることをいうわけですが、家の換気機能には、いくつかのは換気の仕組みがあります。その1つに「第1種換気」と呼ばれる、各部屋をダクトでつなぎ換気するという機能が備わっています。

このダクトは1か所のフィルターに集結していることがほとんどで、ほこりやダニ、カビなどは防げますが、残念なことに体に有害な化学物質や湿気の分子はこのフィルターを通り過ぎてしまうというのです。

結局、高気密なため隙間がないので、これらは部屋にまた戻り、家じゅうをぐるぐる常に回っているような状態になります。

生活臭がなかなか取れない…という家はまさにこれが原因です。
家の芳香剤が飛ぶように売れているのも理解できると思いませんか?

 

― もうお手上げです。これ以上どうしたらよいのでしょうか?

そうですね、こういった問題が山積しているので、私は「住環境の空気を良くするため」に【WB工法】を広めてきました。

 

WB工法は「通気断熱」という《通気性》と《断熱性》という相反するものを両方叶えることができた特許工法で、断熱性能を高めたまま、通気性も発揮するために

  • ビニールクロスは使わず、透湿性の高い「紙・コットンクロス・珪藻土」などを壁材として採用
  • 季節・気温に合わせて形状記憶装置が働くバネを備えた通気弁を採用し換気性能を高める

などの国土交通大臣認定を持つ唯一無二の技術になっています。


説明を聞くよりも、百聞は一見に如かず。
換気し続けている状態なのに、夏涼しくて、冬あたたかいという不思議。
これは是非実際にWB工法の家を見学して、体感してみてくださいね!

 

前川建築の茶木さん、ありがとうございました。