皆さん、こんにちは。

私は、4年前に新築の家を建てました。<夢のマイホーム>といえば、みなさん誰もが憧れるものだと思います。

とはいっても、金額がとても高額になり、一生に一度の大きなお買い物ですよね…。

 

私は元々、税金やお金の制度など全く知らなかったのですが、無理なく返済を続けていけるようにと、これを機に住宅ローンについて少し勉強をさせていただきました。

お得な制度や、知っておいた方が良い情報などもありますので、ぜひ、お家づくりの参考にしていただけると嬉しいです。

 

 

【目次】

  1. 今さら聞けない!!「住宅ローン減税」ってなに?
  2. ウチって対象??いくらお得なの??
  3. 申請に必要なものは?どうやって準備するの?
  4. 他にもお得な制度は盛りだくさん!

 

 

1.今さら聞けない!!
「住宅ローン減税」ってなに?

住宅ローン減税制度とは、住宅ローンを借入れて住宅を取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るためのお得な制度です。理解すると意外と簡単なのですが、理解するまでが少し大変な方も多いと思います。

そんなママのために、今からなるべく分かりやすく解説していきますね。

 

〈重要なポイント〉

①毎年の住宅ローン残高の【1%】を【10年間】、所得税から控除される制度

ローンの残高の1%ということなので、ローンを返済している分、残高も減っているので、対象となる金額も減っていくということです。様々な考え方はありますが、10年または13年の控除がきいている間は無理に繰り上げ返済をしなくてもいいのかな~というのが私の印象です。

 

②所得税で控除しきれない分は住民税からも一部控除される。

我が家も、有難いことに住民税からも控除されています!!

 

③住宅ローンの借入れを行う個人単位で申請する

よく聞くのが、夫婦それぞれでローンを組んでいるというご家庭。その場合、夫と妻それぞれで住宅ローン減税の申請が必要となります。

 

④令和元年10月の消費税率引上げにあわせて控除期間を13年間に拡充された

消費税が8%から10%に引き上げられたことにより、住宅ローン減税の控除期間も【13年】に拡大されました。残念ながら我が家は令和元年以前に住宅ローンを組んでいるので控除期間は10年となりますが、最近、住宅ローンを組んだ方なら13年の対象の方も多いと思います。

 

以上4点の重要なポイントを押さえておけばバッチリではないかと思います!

 

 

2.ウチって対象??いくらお得なの??

では、実際に自分のお家は対象なの?ということが気になりますよね。

住宅ローン減税は、新築住宅だけでなく中古住宅も対象となります。
さらに、増築リフォームや一定規模以上の修繕・模様替え、省エネ・バリアフリー改修なども100万円以上の工事費の場合は、住宅ローン減税の対象となります。

しかし、省エネやバリアフリーの場合は、別のリフォーム減税(特定増改築等住宅借入金等特別控除)の方が有利な場合がありますので、注意が必要です!!
※リフォーム減税との重複利用はできません。

 

注意点として、もっと細かい条件があるので、以下もご確認くださいね。

〈注意点〉

①戸建て、マンション、建売、新築などの購入
先程のお話と重複しますが、住宅ローン減税の対象は新築のみではありません。

 

②購入した物件の床面積(登記簿面積)が50㎡以上
新築や建売であっても、小屋のように面積が小さいと控除対象外です!気を付けくださいね。

 

③住宅ローンを組んでいること
これはほとんどの方が大丈夫であるとは思いますが、住宅ローンを10年(13年)以上で組んでいることが条件なようです。

 

④控除を受ける年の所得が3,000万円以下
これは我が家では、お呼びではない悩みですが、高収入の方は対象外です。

 

⑤6ヵ月以内に入居して引き続き住み続けること
原則として、申請者が居住することが条件のようです。基本的にはみなさんがクリアする条件になると思います。

 

 

次に、住宅ローン控除の計算方法についてもお話しますね!

控除期間10年間(消費税10%で取得した人は13年間)であると、【年末のローン残高×1%が控除される】金額です。

ざっくりいうと、残高4,000万円だったら40万円戻ってくる制度です!!

 

へぇ~…という感じですが、これは私が知る限り、数ある控除の中でもかなりお得です!もはや、家買った人は申請しないとかなり損です!!

初年度は自分で確定申告をしなければ控除はされませんので、必ず忘れずに申請しましょうね!

 

 

3.申請に必要なものは?どうやって準備するの?

これまでのお話から、住宅ローン減税の申請をした方がいい!ということがお分かりいただけたと思います。

では、実際にどうやって申請し、何が必要なのかをお話いたしますね。

 

〈必要書類について〉

①住民票の写しまたはマイナンバーカード
市役所で入手できます。

 

②建物・土地の登記事項証明書
購入時に司法書士からもらっているはずです!なければ、法務局で入手できます。

 

③建物・土地の不動産売買契約書の写し
購入時に不動産屋からもらっているはずです。

 

④源泉徴収票
職場でもらえます。

 

⑤住宅ローンの残高証明書
住宅ローンの金融機関から郵送で届くと思います。

 

⑥認定長期優良住宅証明書(長期優良住宅の方のみ)
購入時に不動産屋からもらっているものになります。

 

必要書類を書き出しておき、漏れのないようにチェックしておきましょう。

 

 

4.他にもお得な制度は盛りだくさん!

現在、住宅ローン減税だけではなく、そのほかにもお得な制度は盛りだくさんです!その他の制度として有名なものを少しご紹介します★

 

①すまい給付金

一定の要件を満たした場合、最大50万円給付される制度。申請者の所得に応じて決まるようです。また、申請は引き渡しから1年3ヵ月以内となります。
注意点として、よく見積の中に「給付金 -50万円」と書かれている場合があるのですが、これは家を建てる前にもらえるお金ではないので、注意が必要です。


②ZEH補助金

条件として、住宅を新築する人、新築立て売り住宅を購入する人、自己保有の既存住宅を改修する人があります。なおかつ、所有者自ら居住する戸建て専用住宅であることやSIIに登録されたZEHビルダー、またはプランナーが設計、建築、改修または販売を行うZEHであることがあります。


③地域で独自に行っている補助金

過疎化の進んだ地域などで、家を建てると補助金100万円を支給します!という内容など、地域独自で行っている施策もあるので、お住いの市町村で該当するものがないか調べてみるのもいいかもしれませんね。


 

 

いかがでしたでしょうか?

お家づくりにおいて、住宅ローンは切っても切り離せない情報になってくると思います。

今では、お家づくりの際に住宅ローンについての情報や、制度などを工務店の営業スタッフがお伝えすることも多くなりました。

後悔のないお家づくりのために、無理なく返済できる住宅ローンのプランや制度について知識を得ることは大切ですね。

また、より良い家づくりのために、通気性や断熱にこだわった工法として挙げられるのが、通気断熱WB工法の家による「WB工法」です。

お客様ひとりひとりにとって、より良い家づくりとなるために、日々の研究やお客様とのかかわりを大切にしています。不安なことや気になることがあれば、何でもお気軽にお尋ねください。

 

これからお家づくりを始められる方たちの参考になれば嬉しいです。

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