皆さんこんにちは!
突然ですが、2歳頃に突如やってくる『イヤイヤ期』。皆さんはどう対応しましたか?
イヤイヤ期は自我の芽生え。成長としてとても喜ばしいことなんですが、周りの家族にとっては「どうしていいかわからない…」と頭を抱える悩みのひとつですよね・・・。
筆者の場合、特に大変だったのが【仕上げ歯磨き】でした。
歯もしっかり生え、お菓子も食べるようになった2歳ごろは、「毎日きちんと歯磨きしないと虫歯になっちゃう!!」と必死になっていたことを思い出します。
今日は、そんなイヤイヤ期の歯磨き攻略術を、現役のママ歯科衛生士さんに訊いてみました☆
ぜひ参考にしてみてくださいね!
今回お話を伺ったのは、医療法人社団 中央歯科医院の歯科衛生士である、池原千晴さんです。
池原さん自身も3児のママ。子育て中のママに気持ちをちゃーんと理解してくださるので、「教科書の通り」ではなく「実際どんなことをしているのか」というリアルな方法を教えてくださいますよ♪
そもそも、なぜ歯磨きを嫌がるのか?
池原さんにお話を伺った際、まず最初に議題にあがったことが「そもそも、なぜ子どもは歯磨きを嫌がるのか」ということでした。
確かに、「イヤイヤ期だから」という言葉で済ませてしまいがちですが、子どもが嫌がるのにもちゃんと理由があるんですよね。改めてハッとさせられました。
そこで、考えられる理由を挙げてみると…
- 仕上げ磨きの親の顔が怖い
- 何をされているのかわからない
- 歯磨きの目的がわからない
- 歯ブラシが当たって痛い
など、いろんな意見がポンポン出てきました!(それだけ、思い当たるフシがあるってことですよね…汗)
私自身、「歯磨きしなきゃ!!!」と使命感?義務感?のようなものがあり、きっと怖い顔をして怒りながら歯磨きをしていました…。反省です。そりゃ子どもも嫌がりますよね。
皆さんはいかがですか?お子さんが歯磨きを嫌がる原因に何か心当たりはありませんか?
その原因を取り除いてあげたら、もしかするとすんなり歯磨きに成功するかもしれませんよ★
どうやって攻略すればいい?
では、具体的にどうやってブラッシングをしたらいいの?池原さんにいろんな具体例を教えていただきましたよ♡
1.絵本やお歌で伝えてみる
子どもは楽しいことが大好き!「私は保育士さん」と言い聞かせて、絵本やお歌で誘ってみましょう。歯磨きを題材にした絵本や歌もたくさんありますよ。
2.親の歯磨きを見せてみる
子どもは観察が大好き!大好きなお母さんが楽しそうに歯磨きしている姿を目の前で見せてあげましょう。「歯磨きって楽しそうだなぁ」と思わせた上で、「〇〇ちゃんもやってみる?」と優しく声をかけてあげると、うまくいくかもしれません。
また、ぜひ親の口の中を見せてあげてください。口の中を見られることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、「お口の中はこうなっているんだよ」と教えてあげることで、興味を持ってくれるかもしれません♡
3.歯磨きをするとどんな良いことがあるか
教えてあげる
「キレイな歯があるから、おいしいご飯やお菓子が食べられるんだよ」ということを、きちんと説明してあげてみてください。
「歯磨きしないと虫歯になるよ」と脅す方法もありますが、出来ればポジティブな声掛けをしてあげるといいですね★
4.ママ以外の人に歯磨きをしてもらう
必死になっているママの雰囲気は伝わります。たまには、ママ以外の人に歯磨きをしてもらうと良いかもしれませんね。パパやおじいちゃん、おばあちゃんも、知恵を絞って子どもを楽しませようとするはず。子どもにとって新しい刺激になると思いますよ♡
5.ぬいぐるみや人形を使ってやってみせる
子どもは歯磨きされている時の自分の姿が見えません。だから恐怖心を抱いてしまうのかもしれません。
そんな時は、お気に入りのぬいぐるみや人形に頼ってみましょう!「△△(お人形)ちゃんもこうやって歯磨きしているよ!〇〇ちゃんもやってみよう!」と、お人形(パペット人形だとなお良し)に歯磨きするマネをしてみせると、自分が今からどんなことをされるのか理解できます。
など、さまざまな工夫の仕方を教えていただきました!なるほど~と納得できる方法ばかりです♪
そして、歯科衛生士さんからの観点で、歯磨きの際のちょっとしたポイントを教えていただきました!
上唇小帯を指で押さえながら磨く
上唇小帯とは、前歯の上にある1本のスジのこと。ここが歯ブラシで擦れてしまうととても痛いそうです…。なので、このスジの部分を指で押さえながら歯ブラシが当たらないように磨いてあげましょう!
口の内側を思い切って引っ張って磨く
内頬に歯ブラシが当たることを嫌がる子もいます。また、怖がっていると口の周りの筋肉もこわばってしまい、なかなか大きな口が開けられないので、なるべく口の中の面積を広げてあげるように内頬を引っ張ってあげましょう。(痛がらない程度に★)
お子さんの体を足で押さえて、短時間で磨く
嫌がる子どもを無理矢理押さえつけることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、暴れている中で歯ブラシを口に入れるほうがもっと危険です。お子さんをゴロンと仰向けにして、ママの足で子どもの手と足をしっかり押さえてください。暴れながらダラダラ磨くよりも、1分でも2分でも短時間でしっかり磨くほうがお互いのためです。
頑張る自分を褒めてあげよう!
最後に、同じママとして、池原さんからメッセージをいただきました。
『365日、1日3回の歯磨きに全力投球することは出来ません。
せめて、1日1回しっかり磨くことを意識してみてください。(出来れば寝る前の歯磨きを。)
1回でもピカピカに出来たら金メダルです!
また、母親だけでなく、父親や家族みんなで楽しい歯磨きを習慣づけてください。みんなで子どもと関わり合うことが大切なんですよ。』
イヤイヤ期は成長の証。
せっかくなら、辛い時間ではなく、楽しい時間を過ごしたいものですね。
楽しい時間を過ごすヒントは、家づくりからも見えてきます。
そのひとつが「通気断熱WB工法」という家の作り方です。
伝統に支えられたWB工法の家のコンセプトは「深呼吸したくなる家」。
木造による丈夫な骨組みにより、地震に強く、湿気を通す優れた能力で、湿度に負けない耐久性の高い家を実現しました。
”家の呼吸“ ”壁面の呼吸“
この2つを実現することによって、「人」「家」「地球」が健康でいられる家が完成するそうです。
家族が健康でいられることで、毎日の生活もきっとより楽しいものになりますよね。
家族が健康に楽しい時間を過ごせる家づくり、はじめてみませんか?
WB工法富山 公式サイト
https://www.toyama-wb.com/