ママスキーおかじ/
ウチの子、寝ている時いつも口を開けてるんです…。
口呼吸、治らないかなぁ。
歯科衛生士 池原さん/
それはもしかすると、
鼻呼吸がしづらいお口の環境になっているのかもしれませんよ!
お子さんの「舌の位置」、確認してみませんか?
正しい舌の位置とは?
口を閉じた時に「舌先が上の前歯の裏の歯茎に軽く触れ、舌全体は上顎にくっついている状態」が正しい位置です。
皆さんもぜひ確かめてみてください。
・・・どうですか?
舌が下顎にあったり、どこか歯に触れていたり、舌を歯で咬んでいたりしませんか?
最近は、食事内容や生活様式の変化等の影響もあってか、舌や口回りの筋力が弱くなっているようです。(大人の方も!)
…とはいえ、お子さんが口を閉じている状態で舌がどこの位置にあるか見ることは出来ませんよね?
そんなときは、こんな特徴がないかチェックしてみてください。
- 滑舌が悪い
- ふとした時にお口をポカンと開けている
- 食事中に音を立てて食べる
こんな特徴がある子は、もしかすると舌の位置や口回りの筋肉の使い方が間違っているのかもしれません。
舌に問題があると、どうなるの?
舌に問題がある、つまり、舌本来の働きが出来ないと舌を収めるベロの部屋(舌房:ぜつぼう)が狭くなってしまう可能性があります。
舌房は、舌の筋肉が効果的に働くことで適切な広さを確保するのですが、舌の働きが十分でないと舌房は広がらず狭くなってしまいます。舌房が狭くなると舌の居場所がなくなり喉の奥の方に行くしかありません。
結果として、気道が狭くなるため呼吸がしづらくなります。ひどい場合は「酸素不足」にも…!
ママスキーおかじ/
口を閉じて呼吸がしづらいから、
自然と口を開けて呼吸してしまうんですね…!
正しく鼻呼吸出来ず「酸素不足」になってしまうと、他にも
- 噛み合わせの異常
- 不定愁訴(イライラ、疲れやすい、肩こり腰痛など、原因不明の体調不良)
- 偏頭痛
- 朝起きられない
- 日中の眠気やあくび
- 血行不良による手足の冷え
- 神経系や骨の歪み、顔の歪み
など、さまざまな影響が考えられます…!
舌を正しい位置に戻すには?
池原さん/
舌は筋肉の塊です。
しかし、舌に十分な筋力がないと舌房が狭くなってしまいます。
そこで、ここではお家で簡単に出来る"2つの方法"をお伝えしますね。
1.正しい位置「スポット」を親子で共有する
まずは正しい位置を知ることが肝心です。
「スポット」とは、舌の先端を置く位置のこと。ちょうど【上顎の前歯の付け根】の部分です。
普段からお子さんと「ゴックンするとき、ベロの先っちょはどこにある?」と確認しながら、「スポット」について声掛けしていきましょう。意識することで、自然と舌が上がってくることが期待できます。
2.あいうべ体操
口呼吸を改善するために舌筋を鍛えるためには「あいうべ体操」をオススメします。
<やり方>
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「べー」と舌を突き出して舌に伸ばす
この4つの動作を順に繰り返します。声は出さなくてOK!1日30セットを目安に毎日続けると良いですよ♡
※あいうべ体操は、みらいクリニック院長の今井一彰先生が考案されたものです。
ママスキーおかじ/
あいうべ体操、小顔効果もあるやつですね!
マスクの下で実践できるから良いですね♡
また、実は「間違った矯正治療」が原因で舌房が狭くなってしまうケースもあるのだそう!
矯正治療を行うなら「Air Way Dentistry(気道確保)」を理解している歯科医院を選ぶことが重要です。
いかがでしたか?
まずは、子どもの歯の現状を知ることが大切です。
お近くの歯医者さんで相談してみてくださいね。
※各歯科医院によって見解が異なる場合がございます。
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ここなら子どもたちも歯医者さんが好きになりそう♡