ママスキー新連載「男性育休パパインタビュー」。
当記事では男性育休制度の必要性の理解を広めるために、実際に取得経験のあるパパにインタビューを実施するものです!
- 男性育休って実際どうなの?
- みんなは取得してるの?期間は?
など、経験者に詳しく聞いていきます。
※当記事に公開する写真・イラストはイメージです。
今回のパパ★
F.T.さん
パパ、ママ、長男4歳、長女1歳の4人暮らし。
長女の出産のタイミングで育休を取得。
- 育休取得期間:1ヶ月
- 2022年1月7日〜2022年2月4日
育休を取得したいと思った
きっかけや理由を聞いてみました。
2人目の子どもの妊娠がわかったとき、長男は3歳でまだまだ手のかかる頃でした。
仕事をしながら保育園の登園、育児もする妻をみて大変さがとても伝わってきました。
妻が仕事をやめて、長男も保育園に預けられなくなり、いよいよ大変さがMAXに。
できるだけ早く帰宅するように心がけていましたが、日中とても辛そうで、出産後はどうなるのかと思いとても心配でした。
そんなときに、会社の通達で男性の育休取得推進の情報が入りました。
ちょうど悩んでいた私は、それをみて上司に相談しました。
育休制度を推進し始めたばかりの社内。
大変だったことはありますか?
会社としても男性育休の取得推進に取り組んでいることもあり、上司も取得について前向きにサポートしてくれました。
取得に関する条件、注意事項なども共有してもらい、業務の引き継ぎ等の準備をするよう指示されました。
育休取得に関して、一番大変だったのは、業務の引き継ぎです。
社員の人数も十分に多いとは言えないため、引き継ぐスタッフも自分の仕事を持ちながら私の仕事を引き継ぐという状態でした。
なので他スタッフには苦労をかけたと思います。
育休中に気付いたことはありますか?
育休は1ヶ月取得しました。
その期間、朝から晩まで家にいるので、今まで見えなかった日中の子育ての大変さがよくわかりました。
長男のときはバリバリ働いていたので、なかなか妻のサポートができておらず、こんなに大変だったのに申し訳なかったなと改めて気づきました。
育休中の夫婦での決まりごとなどは特に決めてなかったです。
なので自分でできることを探して、夜泣き時には積極的に起きて子どもをあやしました。
完全母乳だったので、授乳をしたりミルクを作ったりすることはできませんでしたが、妻を起こしてあげたりするようになりました。
長男のときには育児のサポートは何もできていなかったので、育休を取ったからこそできたことだと思います。
これから取得を検討する方へ
メッセージを頂きました。
私は育休を取得して良い経験ができました。
育休を取得しなければ、生まれたての子どもとのコミュニケーションも十分に取ることができなかったと思います。
また、ママと同じようにパパも一緒にいるということで、長い時間子どもと接することができて、子どもからの信頼感も増したように感じました。
長女はまだ1歳ですが、私が帰宅したときは必ず笑顔でお出迎えしてくれます。
この幸せは育休で長い期間子どもと一緒に過ごせたからこそだと思います。
育休はこの先家族が幸せを感じるための制度だと思います。
育休取得について迷っている方、まずは勇気をもって会社に相談してみてください!
取材にご協力いただきありがとうございました。
インタビュー記事を参考に、「男性育休」を検討するきっかけや夫婦で話し合うヒントになると幸いです。