ママスキー新連載「男性育休パパインタビュー」。
当記事では男性育休制度の必要性の理解を広めるために、実際に取得経験のあるパパにインタビューを実施するものです!

  • 男性育休って実際どうなの?
  • みんなは取得してるの?期間は?

など、経験者に詳しく聞いていきます。

※当記事に公開する写真・イラストはイメージです。

今回のパパ★
かどさん

パパ、ママ、長男0歳6ヶ月の3人暮らし。長男の出産のタイミングで育休を取得。

  • 育休取得期間:6ヶ月
    2023年1月16日〜2023年7月15日

 

 

育休を取得したいと思った
きっかけや理由はなんですか?

妻の実家は男性だけの家庭のため、出産後私が今まで通り仕事を続けてしまったら、妻一人への育児負担が大きくなるなと思ったのがきっかけです。

 

そのため、妻と二人で話し合って育休を取ることにしました。

 

 

育休4週間の予定を半年間に。
上司や会社に伝えたときの反応はどうでしたか?

はじめは出産後すぐに育休を4週間ほど取るつもりだったのですが、会社の繁忙期と重なってしまい、産後2ヶ月目から育休を取ることになりました。

 

育休を取るまでの期間は、私も仕事と育児を、また私の母親の助けもありなんとか過ごすことができました。

とはいえ、育児の大変さや、妻の肉体的・精神的負担を目の当たりにしていくうちに
「4週間の育休では全然足りないな」
と感じるようになり…。育児休業給付金制度の給付額との兼ね合いもあったので、会社にも相談して4週間だった予定を変更し、半年間の育休を取得することにしました。

 

これまで社内では、男性が半年間育休を取得した前例はなかったのですが、女性の多い職場だったこともあり、産休育休の理解が高く、快く快諾していただきました。

 

 

育休中、家事や育児はどのように分担していますか?

育児や家事は二人で行うのは当たり前ですが、とくに細かく分担はしていません。

家事も育児もどちらか手が空いている方が行い、その間に一方は休息を取るようにしています。

 

お互いの育児のスキルに差が生じにくくなると思いますし、その結果、お互いに安心して子どもを任せられるような関係になりたいと思っています。

 

 

これから取得を検討する方へ
メッセージを頂きました。

社会人としてはあまりいい考え方ではないかもしれませんが、会社や組織には自分の代わりは必ずいると思っています。もし、いないと感じたとしても、いつか自然と現れます。

でも「妻にとっての夫」「子どもにとっての父親」は私しかいません。

 

母親になってくれた妻と、私たちの子どもになってくれた子のために育休という制度を利用することは、経済的・肉体的負担も少なく、家族と一緒に過ごす時間を得ることができます。愛する子どもと過ごす時間は、必ず人としていい経験になると思います。

 

自分の愛する我が子の成長を間近で見ていられるのは、大変でもありますが本当に楽しいですよ。

 

 

取材にご協力いただきありがとうございました。

インタビュー記事を参考に、「男性育休」を検討するきっかけや夫婦で話し合うヒントになると幸いです。