ママスキー新連載「男性育休パパインタビュー」。
当記事では男性育休制度の必要性の理解を広めるために、実際に取得経験のあるパパにインタビューを実施するものです!

  • 男性育休って実際どうなの?
  • みんなは取得してるの?期間は?

など、経験者に詳しく聞いていきます。

※当記事に公開する写真・イラストはイメージです。

今回のパパ★
S.Kさん

パパ、ママ、長女5歳、長男3歳、次女6か月5人暮らし。3人目の出産のタイミングで育休を取得。

  • 育休取得期間:1ヶ月
    2022年10月〜2022年11月

 

 

育休を取得したいと思った
きっかけや理由を聞いてみました。

3人目の出産時に育休を取得しました。

それまで、1人目は里帰り出産後、1か月は妻と長女は妻の実家で過ごし、2人目の産後は妻の母が、家に手伝いにきてくれていました。

しかし、3人目の産後は、諸事情でそれが難しく、上の子2人の世話と新生児の世話とでは妻の負担が大きすぎると思いました。

 

また、我が家の家族計画では、最後の赤ちゃんになる予定です。

だからこそ、貴重な新生児期に積極的に育児に関わりたい!という思いで、育休を取得しました。

 

 

男性育休取得にあたり
苦労はありましたか?

職場では、男性育休を推進しています。

若手社員向けに、男性育休を取得した方の話を聞く機会があったり、まわりでも実際に育休を取得した方がいた為、取得しやすい雰囲気がもともとありました。

妻の妊娠や出産時期について上司に報告した際に、上司の方から育休取得を勧めていただきました。

 

幸い、妻の妊娠経過は順調でしたが、いつ入院や出産ということになっても対応できるように、早めに引き継ぎ資料を作成していました。

 

会社の理解も高かったことに大変助けられましたね。

 

 

育休期間の過ごし方は?

夫婦で決めた「決めごと」などは特にありませんが、上の子2人の幼稚園の送迎は私が担当していました。

当時2歳の長男が、出産を機に、癇癪を起こしたりぐずったり、幼稚園への行き渋りがあったりと、なかなか大変でした。

長女も、たくさん我慢しているだろうと思い、子どもたちが家にいる時間はたくさん一緒に遊び、休日も公園に連れて行ったりして、寂しい思いをさせないようにしました。

 

掃除、洗濯、買い物など、普段から自分にできることはやっているつもりなので、育休中も妻と協力して家事をしていました。

自分の中では、料理をすることを目標に掲げていました!

簡単なものではありますが、作っていました。自分の料理レパートリーも増えたし、妻も喜んでくれました。

 

 

これから取得を検討する方へ
メッセージを頂きました。

我が家の場合、3人目の出産だったこともあり、もし自分が育休を取っていなかったときの妻の負担を考えると、絶対に取ってよかったと思います。

 

朝、こどもを送り出すまでや子どもたちの帰宅後の慌ただしさは、実際に体験してみないと分かりませんでした。

次女はよく寝る子だったので、上の子たちが幼稚園に行っている間は、妻と久しぶりにゆっくりした時間を過ごして、新生児の可愛さを共有できたこともよかったと思います。

 

育休を取ることだけが全てとは思いません。

家族形態によって、必要なことは違うと思いますし、パートナーとよく話し合って、決めることが大切だと思います。

 

 

取材にご協力いただきありがとうございました。

インタビュー記事を参考に、「男性育休」を検討するきっかけや夫婦で話し合うヒントになると幸いです。