こんにちは★
ほいくREVOプロジェクトリーダーのママスキー・マイです!
家庭の事情で大好きな保育士の仕事を諦めなくてもよい社会を実現するために、立ち上げたこのプロジェクト。
このページでは「令和版:保育士トレンドNOTE」と題して、
●先輩保育士ママに訊く育児との両立術
●働きやすい環境を整える園のご紹介
●保育士として働きやすい仕組みや自治体の制度
など、様々な視点でコラムを掲載していきます。
こんな記事が読みたい!こんな内容が知りたいなどありましたら、お気軽に連絡くださいね♪
今回は、
働きやすく・休みやすい環境作りのため、ほぼ毎日「ちょこっとほいく!」の求人を出していらっしゃる金沢市・長土塀こども園にお伺いし、園長先生にインタビューをさせていただきました!
★★ 目次 ★★
【お話を伺った方】
長土塀こども園
園長/小田 幸恵先生
新卒で同こども園に就職後、31年間勤務され、2021年より園長に就任。子ども、保護者、職員が安心した環境で自己発揮できる場を実現するため、異年齢保育をはじめ、職員同士・保護者同士が関わり合いを持てる環境作りにも取り組まれています。
<ママスキー・マイ>
保育者さんたちの業務負担を軽減するために、こども園で工夫されていることはありますか?
<小田 園長先生>
長土塀こども園では、子どもたちだけでなく、職員も子どもと共に主体的に活動できる場であることを大切にしています。
そのため、業務の中で「必要なこと」「不必要なこと」をしっかりと分けて、必要であることに時間をかけるように心がけています。
「必要なこと」「不必要なこと」。
例えばどんな内容になりますか?
例えば、時間のかかる書き物などは、必要な書類のみを残し、作成したら無駄にならないように流用できるよう工夫したり、正規職員全体で行う会議は伝達事項のみにするなど、短時間でスムーズに業務実施できるようにしています。
逆に「必要なこと」として、「クラス会議」に重点を置いています。正規職員だけでなく、短時間勤務のスタッフも交え、話し合いをしてもらう時間を大切にしています。クラス会議で出た意見を最重視して、クラス運営を行っているんです。そのアイデアは掲示をして、他の職員にも共有できるようにしています。
なるほど!
常に子どもたちの傍にいるクラスの先生方の意見を1番に反映できるように、その他の業務を削減されているということですね。
はい!そのため、職員間で助け合えるよう「コミュニケーション」も大事にしています。園では先生方が肩肘張らず活動に集中できるよう「職員間の脱評価」を目標に掲げ、評価されるという意識を取り払ってお仕事をしてもらっています。
そして、異年齢クラス編成を取り入れることで、クラスの枠を取り払い1人の先生だけが責任を負うわけではなく、「みんなで助け合おう!」という意識で活動をしてもらっているんです。
チームワークをよくするために、必要ある変化に対しては、私からも時間をとって職員にきちんと説明をするようにしています。
チームワークは本当に大切ですよね!誰かが助けてくれる環境が整っていたら「もっとこうしてみよう!」という前向きな意見もたくさん出そうですよね。
そうですね!
チームワーク向上のために、職員用のお菓子を買っておいたりもしています(笑)
職員自身も子どもたちとの関わりを通して、園が自己実現できる場になってほしいんです。
△長土塀こども園・未満児クラスのお部屋の様子。設置されている大型の木のおもちゃは、クラスの先生方が子どもたちの発達に合わせて選定し購入されているそう。手作りおもちゃもたくさん置いてありました!
長土塀こども園さんは、毎日2名ずつ「ちょこっとほいく!」に求人案件を出されているとお聞きしました。実際に導入・活用してみた感想を教えてください!
常に、職員の時間のゆとりを作るために「ちょこっとほいく!」を導入しました。毎日求人を出すことで、職員の急なお休みなどの緊急時も焦ることなく対応できています。
職員たちも休みやすい環境になっていると思います。
「ちょこっとほいく!」の使い勝手はいかがですか?
毎回入ってくださるスタッフさんは、保育力が高い方ばかりです。落ち着いて、きちんと子ども目線でお部屋に入ってくださり、園の職員からもとても好評です。
子どもたち1人1人にゆったり関わってくれる方がいると、クラス担任たちにも余裕が生まれ、気持ちが楽になるので、よい循環になります。
先生方の心の余裕は、子どもたちにもいい影響を与えますよね♡
実際に「ちょこっとほいく!」から保育者の採用に繋がった事例はありますか?
はい、あります!これまで2名採用させていただきました。
これまで定期的に働いてくれていた方なので、職員も子どもたちも慣れていていることもあり、安心して採用できる点も「ちょこっとほいく!」の魅力だと感じます。
△「ちょこっとほいく!」アプリ内にあるカレンダーで、募集している求人内容を一覧で見ることができます。
保育者不足が加速する中、その問題を少しでも解決に導けるよう、私たちが運営しているほいくREVOプロジェクトでは「保育者を憧れの職業に」をテーマに様々な活動を行っています。
先生は、保育者が憧れの職業であり続けるには、どうしたらよいと思われますか?
そうですね…。
まずは、今の職員に対しては【やりがい】と【処遇改善】を大切に考えていきたいですね。この点に関しては、こども園でできる限り取り組んでいきたいと思っています。
これからの子どもたちに向けては、「こども園」という場所が身近な存在であり続けることが大切だと思っています。
こども園時代は、なりたい職業が「保育者」という子どもが多いのに、小学校・中学校と成長するにつれてその夢が薄れていってしまうのは、卒園後は「こども園」という場所に関わることがなくなってしまうからなのではないかと思うんです。
確かに!それはあるかもしれないです!
そのため、長土塀こども園では、今年度から「学童」を開設したり、月に1度日曜に「こども園開放」を行ったりし、地域の子どもたちがいつでも遊びに来られる環境作りを始めました。
それは素敵ですね!卒園した後も、大好きだった先生たちに気軽に会いにいけるなんて、子どもたちも嬉しいですよね♡
昔受け持った生徒さんがママやパパになり、また長土塀こども園に遊びに来てくれる子もいたりして、その瞬間はいつも保育者としての大きなやりがいを感じます。
こども園という場所が、地域の頼れる場所でありたいんです。
先生たちと大きくなっても繋がりあえることで、保育者を目指したいと思ってくれる子どもたちが1人でも多く育ってくれると嬉しいですね。
小田先生、お忙しいところインタビューさせていただきありがとうございました!
長土塀こども園を卒園した後でも、子どもたちや保護者がいつでも遊びに行ける環境であることは、地域にとっても本当にありがたいですよね。
インタビューをさせていただき、こどもたちが「いつか保育者になりたい!」と思い続けるためには、こども園という場所がいつでも自分たちの傍にあることも大切なんだと実感しました。
そのためには、保育者さんがいつでも自分らしく働ける仕組み作りも重要です。
こども園ごとに業務内容は異なる部分もあるかもしれませんが、切り分けることができるお仕事はぜひ「ちょこっとほいく!」を活用して任せてみてはいかがでしょうか?
ちょこっとほいく!の活用にご興味のあるこども園の先生がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にエンパワー・サポートさんまでご相談くださいね!
【長土塀こども園】
幼保連携型認定こども園
住所/金沢市長町3-11-17
TEL/076-264-1900
利用定員/105名
HP/https://www.ans.co.jp/n/nagadohei/
お電話でのお問い合わせ
076-231-3977「ちょこっとほいく」お問い合わせ
https://chokotto.work/