子育てをしていると、様々な悩みにぶつかる、そんな毎日の繰り返し…

  • この悩みっていつか解決するのかな?
  • もしかしてうちの子だけなのかな?

毎回様々な悩みやモヤモヤを抱えるママを招いてコミュニケーションのプロがスパッと解決!!

育児書には書かれていない、我が子だけの「子育て法」、あなたも見つけてみませんか?

 


 

子どもとの関わり方が劇的に変わった!と毎回大きな反響をいただいている「稲場真由美のママのお悩み相談室」。
この感動を、色んなママさんにも味わってほしい!と思い、リレー形式でママさんの悩みを解決していきます♡

 

「性格統計学」を自ら生み出し、そのメソッドを用いてママたちにアドバイスをくださるスーパーウーマン「稲場先生」に今回もお越しいただきました♡

 

今回の相談者は…
WEBサイト「塾選び富山」を運営する女性社長さん・ゆきママ
(長女・Aちゃん・4歳)

 

ゆきママは経営者さんで、まさに超・ワーキングマザー!

普段はなかなか家族との時間をゆっくり持てないので、「みんなで一緒に過ごす時間は濃いものにしたい!」という想いがあり、今回相談に来てくださいました。

 

 

そんなママのお悩みはこちら!!

  1. 思い通りにならないと子どもがやんちゃまいてしまう。でも、自分に心のゆとりがあれば、もっと向き合ってあげれるのでは?

  2. パパに対しては不満なし!逆に自分がダメ嫁すぎて愛想をつかされないか心配

という内容。



これまでのお悩み相談室とは少し違った視点でのお悩みです。

教育に携わるママさんだからこそ、いわゆる「子育て論」には詳しいゆきママ。ご自身の忙しさが子どもや旦那さんに迷惑をかけているのではないか?という心配を1番にされています。

素敵だな~と感心してしまったのは、旦那さんには不満はほとんどないという点。感謝の気持ちでいっぱいだそうです。いつも「我慢しとることない?」とパパに聞いているほどなんだとか!
私も見習わないと…(いつも言ってる気がしますがw)

 

ご自身に対してのダメだしを多く話されるゆきママ。

その中でも、特にお子さんへの対応で困っていることを聞いていくと、「急にスイッチが入ったかのようにわがままになってしまうこと」「自分でできるはずなのに何でも一緒にやりたがり、手伝いすぎると甘やかしになってしまうのではないか」などが挙がりました。パパもゆきママもどう対応していいか分からない様子です。



さて、ここまでで、なんとなーく家族のタイプが見えてきたアナタは、もうこのコラムの常連さんですね!

今回も家族の基礎データを元に、稲場先生にじっくりカウンセリングしていただきました。さて、どんなお話しをされるんでしょうか!?

基礎データ(生年月日など)が分からなくても、「2つの質問」をするだけで、おおおよそのタイプが分かるので、気になる方はこちらからチェックができます
⇒2つの質問で診断してみたい方はこちら

 

 

 

時間がない中でも、最適な声掛けで子どもはママの愛情を最大限感じることができる!

もうおなじみですが、しつこく説明させていただきます♡
ジェイバンの性格統計学は、基礎データをベースにまず大きく3つのタイプに分類されます。

パパ・ゆきママ
ロジカルタイプ
誰にも文句の言われない自分の世界を築くために自分のペースでがんばりたい。形・結果・楽しさが必要

 

Aちゃん
ピースタイプ
みんなと仲良く和気あいあいと競争やケンカをせずにともに生きたい。心などカタチのないものを大切にする。

 

 

あ、やっぱり!

「カウンセラーになったらいいんじゃない?」と稲場先生からお誘いを受けるほどに、性格統計学に詳しくなったmamaskyマイですが、予想通りでした!

 

自分でできるはずなのに「一緒にやろう・一緒に来て~」と、ママやパパを誘うことが多いというAちゃん。結果ではなく、「誰と何をしたのか」という過程を大事にするピースタイプでした。

 

そして、「パパに対する不満はない」と言っていたゆきママ

パパと同ロジカルタイプでした。
ロジカルタイプ同士なので、それぞれ自分で計画をしたいという気持ちが強いお2人。お話を聞くと、パパとママはお互いにあまり干渉せずに生活していらっしゃるそう。それもあってか、とてもスムーズな夫婦関係を築けていると思います、と稲場先生。

 

では、Aちゃんに対してはどうなのでしょうか?

図のように、パパママからの言葉はAちゃんに入りにくい傾向にあります。

「言っても子どもが分かってくれない」のは、伝わりにくい関係性だからだったんです。

 


そして、パパ・ママAちゃんの行動をなかなか理解できない決定的な違いがココです▼

パパゆきママが前もってスケジュールを立てて動く「目標計画型」に対して、Aちゃんは思いついたらすぐに行動する「臨機応変型」

 

ゆきママの悩みでもあった「自分にゆとりがもっとあれば、子どものワガママに向き合ってあげれるのでは?」というお話も、もしかしたらタイプの違いをしっかり理解して、的確な言葉をかけてあげることによって解決できるかもしれません。

「はぁーーーそうなんですね!」

Aちゃんに関するエピソードをゆきママに聞いてみると、「夜になって突然『●●ちゃんに手紙を書かなきゃ!』と言って書き始めた時があって…」と。

ふむふむ、
ロジカルママパパから考えると夜に突然思い立って手紙を書き始める」という行動自体、理解しがたいと思います。



ゆきママはさらに続けます。

「手紙を書いている最中に、書けない字があると急にスイッチが入ったかのようにやんちゃまき始めるんです。」

「そこで、私もイライラしてしまって『書けないならやめて寝ればいいじゃん!!!』って思ってしまうんですよね。。。」

 

同じロジカルマイは深く納得(笑)。

でもAちゃん「臨機応変型」なので、「今手紙を書きたい」と思ったら、その瞬間にやる。「Aちゃんにとってはそれが普通なんですよ。その気持ちをしっかり理解してあげれば、きっとやんちゃまくことも減ると思いますよ!」と稲場先生。

 

 

そうかそうか。

ピースタイプ「臨機応変型」は、我が家(マイ)の次女と同じタイプなので、ロジカルゆきママの気持ちは本当によーーーーーーく分かります。
mamaskyマイの次女に対するカウンセリングコラムはこちら

これは、もう「この子は思ったらすぐ行動タイプだから仕方ないな!」と自分に言い聞かせるしかありません。私はそう考えることによって大分楽になりました。

 

大切なのは、「ママは自分のことを分かってくれてる!」と子ども自身が感じてくれること。

では、どうすればAちゃん「わたし、ママ(パパ)から愛されてるなぁ♡何でも理解してくれてるなぁ♡」とより感じてくれるんでしょうか!?たとえ、Aちゃんと過ごす時間が短かったとしても、こんな風に接したり声をかけてあげるととても効果的だそうです!

 

  • Aちゃんが「一緒にやりたい・一緒に来てほしい」時には、少しの時間でいいので手を止めて、付き合ってあげる
  • 予想外の行動に出たとしても、Aちゃんの個性として受け止め、気持ちに寄り添ってあげる

 

ピースタイプは自分以外の誰かのためだと、より頑張れたり、行動の原動力になったりします。

一緒に行動したり、来て欲しがったりするのは、甘えではなく「みんなと楽しみを共有したい」と思っているからなのかもしれません。
「その気持ちをゆきママパパがしっかり理解して付き合ってあげることによって、Aちゃんは短い時間でもより満足度の高い時間を過ごせるはず」と稲場先生はアドバイスされました。

 

さて、ゆきママ
お仕事で忙しい中、Aちゃんとどんな掛け合いを楽しんだのでしょうか!?

▲家に帰ってもきちんと復習できるように、こんな分かりやすいシートももらえました♪

 

 

 

いざ実践!時間のない中でも、充実した時間は過ごせたのか!?

翌日、ゆきママから早速メッセージが届きました。

 

ゆきママ、思い切って家事の手を止めてAちゃんとお絵かきしたんですね!!

「ずっと付き合わなければいけないのではないか…」という心配をよそに、「ママが来てくれた♡」という安心感が得られたらすんなり途中から1人でお絵かきできたそうです!

うんうん。分かります、分かります。

たったそれだけのことなんですが、忙しいママにとって毎日が時間との戦い。
思い切って手を止めてあげたらいいことは分かっていても、なかなかできないのが現状なんですよね。

でも、その数分だけでも、子どもにしっかりと付き合ってあげることで、その後がとっても楽になると稲場先生はいつもおっしゃています。




ゆきママに「その日Aちゃんはどんな反応でしたか?」と質問してみると、

「心なしか、いつもより嬉しそうな顔だったような気がします!やんちゃまきも、いつもより少なかったような…♡」

とまずまずの効果が見られたようです。

 

そして、こんな嬉しい効果も見られたようです。

わぁ!素敵です!!

Aちゃんの行動にパパも同じく悩んでいたとお話を聞いていたのですが、家に帰ってしっかり情報をパパに共有されたことにより、よりAちゃんの想いを理解して受け止めてあげられるようになりますね♪

 

ママだけが「子どもに合った声掛けをしなきゃ><」と頑張っていても、パパがとんちんかんな発言をすることによってイラっとしてしまうという経験、私は何度もありました。笑

子どもへの接し方は夫婦共通にしておく、これはとっても大事なことですね!

 

 

【感想】
ゆきママとのやりとりのメッセージを文章にまとめて掲載しています

・・・・

その日によって反応は違いますが、私が「ありがとう」と言うと本人が甘えたいときは、理由がなくても「どういたしまして 」と言う傾向にあるようです。なので、「どういたしまして!」と子どもが言った日は、多めにハグをしてあげていると「ぎゅー  して、 ちゅーして、よしよしってして欲しいの。」と自分で言ってくれるようになりました。日によって、自分で頑張りたい日と、甘えたい日があるようですが、甘えたい日の目安がわかったのと、どうしたら嬉しいか本人の口から聞けたのは良かったです。
パパに関しては「良い夫すぎて、ストレスを溜めているんじゃ、、、」という不安がありましたが、考え方が似ているので心地よい関係だと理解できたので、お互いに高め合えそうだと感じました。娘だけが、異なる思考であると分かったことが、客観的に自分の子育てを見直すきっかけになりました。顔は親に似ていても、人格はやっぱり別物なんですね。改めて実感しました。

・・・・

 

こんなに細かく観察してくださったんですね!

子どもが自分の口からママやパパに「●●ってしてほしい!」って言ってくれるようになると、何をしてあげたら満足してくれるのかがすぐにわかるので、本当にありがたいですよね♪

きっとAちゃんが「ママとパパは自分のこと分かってくれてる!」と感じたからこそ、素直に言葉に出せたんじゃないかな♡
短い時間でも、しっかり気持ちに寄り添ってあげることで、子どもたちはママやパパからの愛情を充分に感じてくれるんですね♪

 

ゆきママ、お忙しい中たくさん感想をいただいて本当にありがとうございました!
 

 

 

さて!次回は…
東京で活躍されているカウンセラー・柴田先生(下写真・左)がコラム初登場!

これからは稲場先生に代わってmamaskyの「ママのお悩み相談室」を担当してくださります!
この日はわざわざ東京からハウスにご挨拶にきてくださいました!


相談者は、久々にカウンセリングを受けたくなった私・マイです。

昨年7月に初めてカウンセリングを受けてから、次女への対応の仕方が分かるようになりホッとしていたのですが、小学2年生になる長女の扱いが難しくなってきたので、思い切って再相談!しかも柴田先生はつい最近まで小学校の副校長先生をされていたこともあり、どんな答えがいただけるのかワクワクです!

次回コラムもお楽しみに~♡