皆さん、こんにちは。mamaskyのドイです!
少し前のことになるのですが、
日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社が、富山県内のこども食堂等への食材提供支援を開始する
というニュースがあったことはご存知でしょうか?
これを見たとき、「ケンタッキーがこども食堂で食べられるようになるの?どういうこと?」と疑問に思ったのです。
さらに、新聞記事を読み進めると、そこには、Jリーグ「カターレ富山」所属の椎名伸志選手が《富山県》と《ケンタッキー》を繋いでくれたと書いてありました。
実は椎名選手とは、面識があったこともあり早速コンタクトを取り詳細を伺うことにしたのです。
今日のこの記事では
- ケンタッキーとこども食堂が繋がるとどんなことが起きるのか
- やっぱりスポーツ選手ってかっこいい!
の2つについて、是非みんなで共有したいと思っています。
こども食堂とは?ケンタッキーの支援で何が変わる?
皆さんは「こども食堂」って何かご存知ですか?
また、「こども食堂」を利用したことはありますか?
こども食堂とは?とWeb検索すると
こども食堂は、子どもやその親、および地域の人々に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供するための日本の社会活動。2010年代頃よりテレビなどマスメディアで多く報じられたことで動きが活発化し、孤食の解決、子どもと大人たちの繋がりや地域のコミュニティの連携の有効な手段として、日本各地で同様の運動が急増している。(Wikipedia抜粋)
と紹介されています。
先日、「子どもの食支援プロジェクト」と題して、こども達に栄養補助食をプレゼントするという活動に関わったのですが、そのこども食堂は地域の大人たちが子ども達とその家族のために、”こどもは無償、おとなは400円” でお弁当を受け取れる仕組みになっていました。
私自身、初めは「こども食堂」というものを知ったときは ”貧困家庭に対する食事提供の場” というイメージを持っていましたが、正しくは「地域の人が一緒に食卓を囲むコミュニティの場」と言ったほうが正しい表現なのかなと今は理解しています。
さて、そんな「こども食堂」に対して、今後ケンタッキーが《食材提供》をするというのです。どういうことなのでしょうか。
これは、ケンタッキーの店舗にある調理済みの食材(オリジナルチキン、骨なしケンタッキー)を冷凍保存し、こども食堂へ「食材」として提供します。そのチキンは様々な方法で調理され、新たな食事として「こども食堂」で提供される、ということだそう!
現在、富山県内には20数か所のこども食堂がありますが、まずは富山市内を中心に順次支援先を増やし、もしかしたら今後皆さんの地域の「こども食堂」でもケンタッキーの「オリジナルチキン」、「骨なしケンタッキー」をアレンジしたメニューがお目見えするかもしれません♡
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富山社会福祉協議会[HP]
取材をして再認識!スポーツ選手はやっぱりカッコイイ!
さて、今回の食材提供支援がどんなものなのかはご理解いただけたと思います。取材をする中で気付いたことをもう一つ綴っていきたいと思います。
それは「スポーツ選手はやっぱりカッコイイ!」ということ。
今回の支援のつなぎ役を担ったのは冒頭でもご紹介したJリーグ「カターレ富山」所属の椎名伸志選手なわけですが、どうして支援に動き出したのか、これまでの苦労などについてもインタビューをしてきました。
(写真は会見時のものをお借りしました)
―どうして「こども食堂」を支援しようと思ったんですか?
椎名選手
「これまでも子どもたちの社会支援をしてきました。僕の場合は運動に特化したものが多いですが、例えば、《不登校児童支援》やドイツの教育研究調査をもとにした《ボールあそび教室》などを実施してきました。
もっと何か出来ることはないだろうか…、そう考えていた時に日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社さんのこども食堂への食材支援を知り、すぐに連絡をしたんです。」
―ケンタッキーに知り合いがいたりしたんですかね?
椎名選手
「いえ、直電したんです(笑)。これだ!と思ったので、次の瞬間には電話をかけてましたね。ケンタッキーさんは、この支援事業を2019年から始められたそうで、僕が電話したのが2020年の頭だったと思います。何度か打ち合わせを重ね、全国で4カ所目となる支援先として協定を結ぶこととなりました。」
―電話をして順調に話が進んでいったんですね。
椎名選手
「順調に進んでいたんですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、実際のところは協定を結ぶまでに予定より半年以上も伸びてしまいました。それでもケンタッキーさんからはサッカー選手とのコラボという話題性にも注目してもらえ、大変な中、出来る限り早く体制を整えてもらえたと思います。」
―この支援事業を通じて子どもたちにはどんなことを伝えたいですか?
椎名選手
「新型コロナウイルスの影響で、大人も子どももこれまで通りの活動ができない生活となりました。きっと多くの人がモヤモヤとした日々を過ごし、将来に不安も感じていると思います。
僕自身もこれまで様々な活動をしてきましたが、その活動も自粛が続き、何とかして子どもたちに ”楽しみ” や ”喜び” を届けることができないのか…と考えてきました。今回、こども食堂を支援するためにケンタッキーさんに協力してもらえることになり、まだまだコロナ以前のような生活を取り戻せないとしても、《食》を通じて、子どもたちに ”楽しみ” や”喜び”、”わくわく”を伝えていけたら嬉しいですね。」
いかがですか!!!?カッコすぎませんか!?
もうすっかり椎名選手の大ファンになっちゃいますよね♡
> 椎名選手のInstagramはこちら
だって、スポーツ選手だって、コロナで試合ができなかったり、無観客になったり、大変な影響を受けたと思うのです。
それなのに、《子どもたちのために》と考え、すぐに行動に移すことができる。
その行動力も含め、子どもたちに夢や希望を与えてくれるに違いなぁ…と感じたのでした。
こども食堂はもちろんのこと、全ての子ども達とその家族が幸せで、楽しい毎日が過ごせますように…♡
最後までお読みいただきありがとうございました。
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