去る2022年5月8日(日)。

年に1度の大型親子イベント『ママスキーパーティ2022』が無事に開催されました!!
なんと約10,000人もの来場があり、ママスキースタッフ一同、とっても楽しい時間を過ごすことが出来ました♡

本当にありがとうございました!!

 


そして、その中で配信された
『子どもの歯について
歯科衛生士さんに聞いてみよう!』

のコーナー。

皆様、ご覧いただけましたか??

 

いつもこのコラムでお馴染みの医療法人社団 中央歯科医院 の歯科衛生士 池原さんに登壇いただき、とっても役立つ、素敵なトークショーとなりました!

ママスキーのYoutubeチャンネルにはアーカイブも残っておりますので、ぜひ映像でもご覧くださいね♪
(ママスキーおかじの緊張っぷりと、池原さんの落ち着きっぷりをぜひご堪能ください。笑)

 

ということで、今回はいつもと少し趣向を変えて、そのトークショー内で語られた内容を記事にまとめていきたいと思います!

乳歯の前歯にフロス…は、歯並び要注意警報!?

ママスキーおかじ/

質問です!

歯磨き粉の選び方やフロスなど、子どもの歯のケア方法について教えてください。

中央歯科医院 池原さん/

はい!この質問、とっても多かったです!

ポイントは、お子さんの年齢・月齢に適したグッズやアイテムを使うことと、「何のために使うのか」が重要です。

<歯磨きについて>

一般的に生後6ヵ月頃から歯が生え始めます。生えたばかりの歯の質は未熟です。生え始め~小学校入学前(5,6歳頃)までは、丁寧な歯磨きももちろん大事ですが、食べた後、寝る前に歯磨きをする習慣をつけることが重要なんです。

ですので、まずはお子さんが楽しく・お子さんが好きな味で歯磨きが出来るように工夫してあげましょう。


では、まだうがいが出来ない年齢の子どもの場合、どうしたら良いのでしょう?

その場合は、『ジェルタイプ』の歯磨き剤が有効です。
意外と、泡や水を口の中に溜めておくことが出来ない子どもが多いそうです。うがいが出来るようになるまでは、“お子さんの好きな味”の“ジェルタイプ”の歯磨き剤をぜひ使ってみてください♪



中学生以降は部活なども本格的にはじまり、「スポーツドリンク」をよく口にするようになります。と同時に、仕上げ磨きをすることもなくなり、親の目が行き届きにくくなる時期です。この時期から急激に虫歯の相談が増えてきます。

「今まで大丈夫だったから」と安心せず、しっかりと親が観察してあげることが大切です。

 

 

<フロスについて>

そもそも、本来、乳歯の前歯は空いているのが理想的です。
ただ、これだけ多くの方がフロスをするべきか悩まれているということは、それだけ歯の隙間が狭く、歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい口内環境になっているということです。

 

乳歯の時点で隙間がないということは、今は問題なかったとしても、乳歯よりもひと回り大きい永久歯に生え変わるタイミングで問題が出てくる可能性が高いです。

就学前のタイミングで一度歯医者さんを受診することをオススメします。

 

良い歯並び・噛み合わせのために…
『お口まわりの筋トレ』を!

お子さんの歯の状態が「正常か」「正常ではないか」…それを判断できる目を親が養わなければなりません。特に、歯並び・噛み合わせについては早めに気付いて観察してあげましょう。


そこでひとつの見極めポイントとなるのが、【お口まわりの筋肉が順調に発達しているか】ということです。
ここで、親子で簡単に出来るチェック方法をお教えします!


その名も「風船膨らましチャレンジ」です!

 

やり方はとっても簡単♡

①風船を口にくわえます
②手を使わずに膨らますことが出来れば成功!


以上です!

もし膨らまなかった場合、お口まわりの筋力が十分でない可能性があります。
※風船の種類によって、膨らみ方に差が出る可能性があります

いかがですか?最近ではマスク生活が長くなり、大人でも口元が緩みがちですよね。

もし膨らまなかったとしても、風船を口にくわえるだけでも口まわりの筋肉を使いますので、ちょっとした筋トレになるそうです。

 

また、風船をくわえられない乳児の場合は、おっぱいや哺乳瓶を“吸う”という行為自体が筋トレになっているのでご安心ください。おしゃぶりや指しゃぶりも同様です。

成長の過程で自然と筋トレして、結果的に歯並び・嚙み合わせが整う…これが理想ですね♡

ちなみに、私は全く膨らみませんでした…(涙)
※先ほどの写真は不正です。手を使ってしまいました。ここに白状いたします。


家で子どもたちと一緒に特訓します!!

トークショー内では、風船の他にも、割り箸・タオルを使った方法など、いろんな筋トレメニューを教えていただきました♪


 

もう1つのポイントは
『鼻呼吸』すること!

お口まわりの筋トレの他に、もうひとつ重要となるのが「鼻呼吸」です。

これは過去に何度も記事にまとめていますが、鼻呼吸をすることによって、結果的に歯並び・噛み合わせが良くなるといわれています。ぜひ「鼻呼吸」がきちんと出来ているか、親子でチェックしてみてください☆

 

他にも、とにかく鼻呼吸はメリットだらけ!
例えば、鼻呼吸をすることによって口呼吸に比べて冷たい空気が鼻から入り込み、脳を冷却します。脳が冷却されることによって脳の温度を下げ、熱中症予防になったり、集中力を高める効果があるそうです!
 

イヤイヤ期の歯磨きは、
他の家族にバトンタッチ!

歯のケア、歯並びについてのお悩みに次いで多かった「歯磨き嫌いの子どもを克服させる方法」について。特にイヤイヤ期のお子さんの歯磨きに苦戦するママたちが多いようです。


コチラの悩みに関して、一番手軽に実践できる方法として、池原さんのオススメは

仕上げ磨きをする人を変える

ということでした!

 

例えば、毎日の仕上げ磨きをママがしているというご家庭であれば、たまにはパパが仕上げ磨きを実践してみてください。もしかすると、すんなり仕上げ磨きをさせてくれるかもしれません。

つまり、歯磨きが嫌いなのではなく、歯磨きのときの雰囲気が嫌いなだけかもしれませんよ!

 

…思い返せば、確かに私も“鬼の形相”で仕上げ磨きをしていたかもしれません。反省です。

 


また、朝・昼・晩、毎回完璧を目指すのではなく、1日1回でもきちんと出来たら褒めてあげることも大切です。
親も子も、歯磨きが『楽しい家族のふれあいタイム』になるとイイですね♡

他にも、歯にまつわるお役立ち情報をたくさん教えていただきました♡

詳しくはコチラのYoutube「mamaskyチャンネル」にてご確認くださいね。


いかがでしたか?

まずは、子どもの歯の現状を知ることが大切です。
気になる方は、お近くの歯医者さんで相談してみてくださいね。

※各歯科医院によって見解が異なる場合がございます。

中央歯科医院では、全国どこからでも接続できる「オンライン相談」に対応しております!もし気になることがあればお気軽にご相談ください。

 

 

医療法人社団 中央歯科医院

住所/富山県黒部市植木166-2
診療時間/9:00~15:00
休診日/日曜・祝日、他
駐車場/20台

 

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