以前、仕事について考えるママの座談会を開催した際に「託児のある職場がもっと増えたらいいのに」と話題にあがりました。

実はここ数年でママスキー本社のある富山県内にも企業内託児は随分と増えて、富山県の調査によると、その数は50を超えてるとか。

 

…ということで!!
今回は託児付きの職場で働くパート社員のみゆママさん(仮称)に話を伺いました

 

※当記事は2017年の取材内容を再掲示しております。

《取材先profile》

みゆさん(30代)

富山市在住。
2人の女の子を持つワーママ。長女は幼稚園へ、次女は未就園児。

 

 

 

まだ子育てに専念したい。
けど、ちょっと働きたい気もする。

長女が幼稚園に入り、次女の育児も少し落ち着いてきた頃、それまで子育てに専念してきたみゆさんの気持ちに変化が訪れます。

 

「幼稚園に入れたいから、まだ子育てしていたいけど、でも週に数回働けたら理想だなぁ」ということ。

子どもが1歳、2歳と節目を迎えるタイミングで復職を考えるママは少なくありません。

でも、そんな”ちょっとだけ勤務”できるのかな…と思っていた矢先、みゆさんは、とある求人情報で某医療関係企業の託児付きのお仕事を発見するのでした。

 

 

企業内託児があると、
授乳を継続できる!

「会社に託児がある良さって例えば何がありますか?」と尋ねると、

『仕事をしだした頃はまだ卒乳前だったんですが、昼休憩を利用して授乳に行けたのがすごく良かったです。今はもう卒乳して…、給食利用もできますが、私はお弁当を持参しています。保育士さんがお弁当を食べさせてくれて、さらにはお弁当箱を洗ってくださるので、すごく助かっています。』

とのこと。

 

なんと!!
お弁当箱を洗ってくれるなんて嬉しすぎますよね。

これはこの企業に限ったサービス(いや、きっと心遣いですよね)かもしれませんが、職場に託児所があるということは授乳や食事に決定的な違いがでるんですね!

 

 

企業内託児は福利厚生。
託児料は半額のみの負担でした。

企業内託児といっても様々な形があります。

託児料がもちろんかかってくるのですが、みゆさんの会社では働くママを応援しようと、託児料は福利厚生の一環として半額のみの負担、給与から天引きされる形態なのだそう。

託児料の支払いの手続きの手間もないので、これもラクなように思えますね。

ちなみに私(筆者)の娘の園は、ゆうちょ銀行指定なので毎月保育料を入金しなきゃいけないのが地味に面倒だったりします。

 

みゆさん曰く、企業内託児は通常の保育園や幼稚園よりも極端に少人数なケースが多いので、家庭的でアットホームな雰囲気もお気に入りなのだとか。

 

 

ママが休みの日は
託児所利用もなし。

企業内託児は便利そう!

 

でも、ひとつだけ不便な点を挙げるなら「ママが休みの日は、託児の利用もできない」ということ。

これだけ見れば当たり前のように感じますが、もし子どもが2人とも幼稚園だったら、1人が発熱したとしても、もう1人は幼稚園に預けられるので、看病に専念できます。

これは感染を予防するのにも効果的ですよね。

 

しかし、企業内託児の場合はママの勤務に左右されるので、もしお姉ちゃんが発熱したら、みゆさんは早退せざる得ないので、次女も一緒に帰宅することとなります。

看病に専念できない上、感染の可能性も広がるので休みが長期化する恐れもあるのです。

とは言え、企業内託児には他の園にはない大きな魅力があるように思えますね!


※当記事はあくまでも一例です。このやり方が必ずしもうまくいくとは限りません。ただ、先輩ママの成功事例を知ることで、手段や選択肢が増え、悩みが少しでも早く解消されることを願っています。