月に数回だけ子どもを預けたいー。
そんなときに利用を考えるのが、ファミサポ。そして、一時保育。

ファミサポ(ファミリーサポートセンター)は保育園とは異なり、サポーターの個人の方に子どもを預けるスタイル。
便利な反面、何となく不安…という声も。

そこで今回はファミサポをフル活用している、モモさん(仮称)に話を伺いました。

 

※当記事は2017年の取材内容を再掲示しております。

《取材先profile》

モモさん(40代)

富山県富山市在住。
2人の男の子を育てるワーママ。県外出身のため、身近に頼れる親族がいないことで子育てと仕事の両立で工夫を凝らしている。

 

 

 

きっかけは次男の出産。
登園をサポート!

県外出身のももママさん。
周りに頼れる親族もいない環境の中で、次男を出産!

出産時の入院期間であっても、長男を保育園に連れていかなきゃならない、けどパパの出勤時間には保育園はまだ空いてない…。

そんな悩みからファミサポを初めて利用したそう。

 

パパが早朝ファミサポサポーターさん宅へ長男を送り届け、その後時間になったら、サポーターさんと共に登園。

 

これがきっかけとなって、モモさんは復職後も仕事の都合に合わせてファミサポをフル活用するようになったそうです。

 

 

なんといっても手続きがラク!

子どもを単発で預けるといえば、【一時保育】が一般的なようにも感じる中、モモさんは自身のライフスタイルには【ファミサポ】がぴったりだったと話します。

 

まずは手続きについて。

初回はファミリーサポートセンターへ。
写真と印鑑を持参し、書類の手続きもそう多くない印象。

その後、センターの方とサポーター担当の方と面談をし、サポーターさんが決まれば、あとは個別に段取りを進められます。

 

慣れない環境で突然単発で集団行動させるより、何度か利用して親しんでいるサポーターの方と過ごす方が子どももストレスが少ないのではないか…と考えていたことに加え、子どもの個性ややりたいことを優先してもらえる点にも魅力を感じ、ファミサポ愛用者となったわけです。

 

 

不定期なワークスタイルにぴったり

モモさんの仕事は、月や曜日によって勤務日も時間も変動するようなワークスタイル。

だからこそ、個別に対応してもらえるファミサポはモモさんのスタイルにぴったりなのだそう。

一時保育では毎回利用理由が必要ですが、ファミサポは決まったサポーターさんとのやりとりなので、説明の煩わしさを省けたように感じる、と教えてくれました。

 

最後にファミサポを使う上で気をつけることはあるかと尋ねました。

「ファミサポは、私たちママ世代が子どもだった頃に近所のおばちゃんのおうちで過ごさせてもらったような感覚。だからこそ、ご近所の方に預かってもらう時のように、礼儀は必須です。人情味あふれるシステムなので、お互いのモラルや会話がとても大切だなぁと思います。」


※当記事はあくまでも一例です。このやり方が必ずしもうまくいくとは限りません。ただ、先輩ママの成功事例を知ることで、手段や選択肢が増え、悩みが少しでも早く解消されることを願っています。