ママスキーおかじ/
春になると、園や学校で歯科健診がありますよね。
あれって普通に歯医者さんで診てもらうのと何が違うんですか?
中央歯科医院 池原さん/
そうですね。「学校の歯科健診があるから歯医者に行かなくても大丈夫」と勘違いされている親御さんも結構いらっしゃいますが、実は、“診るポイント”が異なるんです!
健診と検診。
実は、「目的」が大きく異なります!
健診と検診の違い…その大きな違いは『目的』です。
●健診…いわゆる「学校歯科健診」は、スクリーニング(ふるいわけ)を目的としています。目で見てわかる範囲の異常をお伝えし、歯科への誘導を行います。
校内で集団にて行うため、専用の機器で診るのではなく、簡易的なライト等を利用することが多いです。
●検診…治療や状態確認、予防を目的に検査します。歯科医院の治療室にて行うため、レントゲンをはじめ、精密な検査を行うことが可能です。集団ではなく個人で受診するため、一人ひとり丁寧に、確かな診断を下します。
つまり、「歯科健診」は歯が健康であるかの簡易的な検査で、「歯科検診」はむし歯や歯周病など早期発見するための精密な検査ということです。
歯科健診で診るポイントは、主に
- 虫歯の有無
- 歯茎の炎症や歯の汚れ
- 歯並びや嚙み合わせの異常
- 乳歯の状態
です。
あくまでも時間の限られた簡易的なチェックになりますので、集団健診で虫歯が見つからなかったとしても、後日歯科医院の検診で虫歯が見つかる、なんてことも稀ではありません。
※学校歯科健康診断では、高校生までを対象とした歯科健診が義務付けられています
歯科健診が必要な理由
日本では今「国民皆歯科健診」を実現しようと動いています。
これは、国民が年代を問わず歯科健診を受けられる制度です。全世代での歯科健診を生涯に渡って制度化することで、お口の健康を守ることを目的としています。
では、なぜ歯科健診が必要なのか。
それは、
歯を守ること=身体を守ること
と密接な関係があるからなのです!
「口は万病のもと」といわれるように、口内環境のトラブルが身体の不調を招くということは周知の事実になりつつあります。
例えば、虫歯を治療しないでそのままにしておくと、痛くなって抜けてしまうだけでなく、虫歯の細菌による感染症が全身に影響する場合があります。
その他、噛み合わせによる影響などは過去の記事でもご紹介しているので、こちらを是非ご確認ください。
国民皆歯科健診の導入により定期的な歯科健診を受けていれば、早期発見や早期治療ができ、病気を未然に防ぐことができます。これは個人の医療費負担や通院する手間の軽減はもちろん、国全体の医療費の抑制にもつながります。また、国民の健康寿命が延びることは大きなメリットです。
ママスキーおかじ/
とはいえ、健診では見つけられない異常もあるので、定期的に歯医者さんへ「検診」に行くのが良いですね!
いかがでしたか?
ぜひこの機会に、健診・検診の大切さについて、考えてみてくださいね♪
気になることがあれば、お近くの歯医者さんで相談してみましょう!
※各歯科医院によって見解が異なる可能性がございます。
また、中央歯科医院では、全国どこからでも接続できる
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<中央歯科医院 オンライン歯科診療>
通常20分3,300円
対応時間/平日12:00~14:00
歯科衛生士の池原さん、
または、院長が応対してくれますよ♪
中央歯科医院 島田院長/
当院では、患者さんが抱えているお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。
どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。
医療法人社団 中央歯科医院
住所/富山県黒部市植木166-2
診療時間/9:00~15:00
休診日/日曜・祝日、他
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ここなら子どもたちも歯医者さんが好きになりそう♡