もう一年が経ったんですね。
なんて早いんだろう。
毎年大晦日の夜に私・ドイが、今の気持ちや来年の抱負を綴っているわけだけど、1年前の今日同じように自宅でパソコンに向かってタイピングしていたのがついこの間のことのようです。
ただ、冷静になってこの一年を振り返ると濃密な日々を送ってきたと思います。
この一年を振り返りつつ、来年へ向けて計画していることを綴っていこうと思います。
2023年のキーワード
「覚悟・決断・実行力」を振り返る
2023年は「覚悟を持って、決断し、そして実行する一年にしよう」そう思って、いくつかの覚悟と決断を私なりにしてきました。
そのひとつは、仲間を心から信じ、任せること。
ママスキーはおかげさまで今年年間330件以上のイベントや交流会を開催してきたわけなのですが、2022年と明らかに異なったのはその多くを仲間に任せ、私が現地入りしなくともよくなったということ。
個人的な想いだけを綴ればイベントや交流会の現場は会話が多くて、新しい気付きも多くて、子どもたちの愛らしい姿に癒される至福の時間なわけだけど、ママスキーがこれからもっと多くの子育て世代と関わり合える環境を作るには私の時間の使い方を改める必要がありました。
他人が見れば「ただそれだけの覚悟」かもしれないのですが、これがなかなか難しいことで、全く行かなくなると子育て世代の声やニーズを見失ってしまうし、行き過ぎれば時間はどれだけあっても足りません。
そこで、仲間に頼り、任せていくことを決断しました。
そのおかげで「仲間に任せていく力・頼る力」を身につけた一年になったと思います。
元々、仲間一人ひとりの責任感が強いから、それに随分助けられたように思うけれど、「こんなことしよう!」と私が言い出すよりも多くの
「こんなことに挑戦したい」
「この仕事を絶対成し遂げたい」
そんな言葉が飛び交う一年だったように思います。
また一方で事業の成長という視点で考えると、2022年の秋から始まったT-startup企業に選定いただいた影響から、事業成長をどう進めていくか悩んだり、自信を失ったり、その影響から無意識のうちに「成長させなくては」という想いが先走り、時に仲間を苦しめてしまうこともあったように思います。
経営者としての視座の低さと、人としての協調性の低さに気付き、この時もまた仲間の存在に成長させてもらったと思います。
何のために働き、
何故ママスキーで働くのか
そんな風に悩みながら少しずつ進んできた2023年ですが、経営者としてもっと成長したい…と今年の2月からとある研修プログラムに参加するようになりました。
その研修の中では繰り返し、「誰のために、何のために何故成功したいのか」と問われるのですが、この言葉を取り入れて、今年の仕事納めの日には仲間への宿題として
「何のために働き、何故ママスキーで働くのか」
を考え、発表してもらう機会を設けてみました。
誰がどんなことを語ったかはここでは書けないのだけど、嬉しかったのは、ほとんどのメンバーが
「ママスキーで働くみんなが好きだから」
「まずは自分自身のためにここで働きたい」
「やりたいことが叶うのがママスキーだから」
と涙ながらに語ってくれたこと。
今思い出しても泣きそう…。
(マジでこの日は会議しながら全員号泣だったw)
誰かのために…例えば家族だったり、お客様のためだったり、働くときの「誰のため」はいろいろだけど、「自分のため」と全員が話していたと思う。
これって実はすごいことなんじゃないかと思っていて、自分のことを想い、その結果がママスキーであるって幸せすぎる。
来年は実現したいプロジェクトが2つあって、そのひとつに
「子育てしながら働くプロジェクト」
というのがあるんだけど(もう少ししたら詳細は告知できる…はず)、子育ても仕事も家庭もプライベートも、人生を象る一つ一つを大切にしたいから、その中でも特に悩みの種になりがちな「子育てと仕事の両立」についてアクションを起こしていこうと思っています。
このプロジェクトのように
社会的にインパクトを与えるプロジェクトを実行する
というのは来年の新たなアクション。
ちなみにもう一つのプロジェクトは
「ママスキーアワード」
という子育てしながら自分らしく活動している女性を表彰していくというもの。
これも詳しくは近々…(そろそろ準備していかなきゃだよね、焦る…w)
コミュニティの力を信じ
孤独と不安を軽減する
そして、来年実行する最大のアクションは
子育てコミュニティを全国各地に拡大する
ということ。
ママスキーが開催してきたイベントや交流会は、そのときに体験できる様々な事よりも、その場を共に過ごす人たちと横の繋がりが拡がることに強みがあると思っている。
これもママスキースタッフだけで出来たことではなく、ママスキーのミッションやビジョンに共感してくれてサポートしてくれる「ママスキーキャスト」のみんなの存在がいるからこそのこと。
ママスキーキャストがいることで、イベントの醍醐味は「何かを体験すること」以上に「子育て世代同士が対話をして、共感し合ったり、相談し合ったりすること」になっていると思う。
ママスキーキャストのみんなのおかげで「ママスキーイベントきっかけでママ友が出来ました」と言ってもらえることも珍しくない。
子育ては初めての連続だし、同じ親から生まれていても子ども一人ひとりに個性があるから、前例がうまくいかなかったりもする。
そんな子育ての不安や孤独を少しでも解消して、子育てのネガティブイメージをポジティブにしたい…そんな想いを持ってきたわけだけど、子育ての不安や孤独の解消には子育て世代同士の「対話」と「共感」が効果的だと断言できる。
私自身、子育てに悩んだときには、誰かからのアドバイスよりも「分かるよ~私も同じことで悩んでる」と共感してもらえた時に心が救われたような気持ちになったこともある。(もちろんアドバイスも欲しいのだけれど)
2024年はママスキーが、現役子育て世代のママスキーキャストと共に作っている「子育てコミュニティ」、つまりは何かしらの共通点を持つ子育て世代同士が集まれる「子育てサークル」を全国各地に作っていきます。
新境地は「東京」。
私、ママスキー代表のドイは富山と東京を行き来する生活がスタートします。
(といっても子育てもあるので富山率高めです)
全国へ拡げながら、どの地域で子育てしていても、孤独や不安が解消されるように地域に根差したコミュニティづくりと情報発信を目指します。
これまで以上に想いを語り、熱を帯びながら伝達し、共感者(仲間)が増えるよう行動し続けようと思います。
2024年のママスキーもどうぞよろしくお願いします♡
ママスキー代表
ドイエリナ