
はじめまして!ママスキーキャストのFです。
東京で4歳の男の子と、1歳の女の子を育てているパート主婦です。
会社員である私の夫は、娘が1歳の誕生日を迎えた翌日に復職しました。娘が生まれてから、1年間の育休を取得していたのです。
男性育休(今は育業と呼ばれるようになってきましたね)が取得しやすい時代になってきたとはいえ、周りからは「1年も取れるの!?」「旦那さん凄いね!協力的だね!」と言われました。
「実際どうなの?」と聞かれることもしばしば。
ママスキーをご覧のママパパ、プレママプレパパも男性の長期育休の実態が気になる方が多いのではないかと思い、この1年を振り返って、正直な気持ちや印象に残った出来事をまとめてみました。
育休は本人の希望で取得
育休の取得期間は、夫本人からの希望で決まりました。
私たちは都内に住んでいますが、お互い実家は埼玉県内。気軽に会いに行き来できる距離ではあるものの、まだ実母も義母も働いているので、住み込みで手伝ってもらえる状況ではありません。
また、私は娘を妊娠する少し前まで専業主婦をしていて、息子は保育園に行っていませんでした。自宅保育の息子がいながらワンオペで娘のお世話もするのは、私自身体力的に辛く、息子にも色々と我慢させるのではないか…と思ったり。
…と、ここまでそれっぽい理由を並べましたが、一番の理由は「成長が著しい時期の子どもと一緒にいたいから」でした。
第一子である息子を出産した時には、仕事の区切りとして丁度良かったので2ヶ月取得しましたが、あっという間に感じたそうです。ましてや今回は2人目。怒涛の日々になることは想像に難くありませんでした。
娘の出産予定日が10月だったので、
育休を1年取得すれば前半は自宅保育の息子のフォロー、後半は入園して慣れるまでの息子のフォローも続けながら娘との時間も存分に楽しめる!
と考え、1年の取得を決意しました。
会社へ育休の取得について相談
妊娠が分かってから割とすぐに、夫は直属の上司に報告。
そのまま人事に話を伝えてもらい、出産が近くなってから手続きを色々と行いました。2度目の取得であること、会社側も育休を推進していることから、非常に話はスムーズに進んだと聞いています。
同じ部署にうちよりも少し早い時期に1人目が生まれる予定の男性がいたので、夫がそそのかして1年の育休を取得させて、自分も1年間の育休を取得しやすくしたと言っていました(笑)。
このあたりは、非常に現代的な会社で良かったと思っています。これがスタンダードになってくれるよう、広めていきたいです。
申請の手続きはどんな感じ?
会社から申請書類のフォーマットを送ってくれて、その指示通りに書類を書いて出しただけだったので非常に楽でした!
- 出産予定日が近づいてきたら「育休届の提出」
- 生まれたら「育児休業対象児出生届の提出」
※会社によっては都度自分で書類を用意しなければならないかもしれません。
ただし、これは我が家の反省点でもあるのですが、育休中のこと(育休手当等のもらえるお金の金額や振り込まれる時期、必要な手続き)や、復職について(1歳の誕生日前に復職した場合と、誕生日後に復職した場合でその後受けられる会社の子育て手当が異なりました)の確認が非常に甘かったので、ここはちゃんと人事部に確認しておいた方が良いです。
我が家の場合は特に、夫の育休中に上の子が就園したり、私が先に復職したりと、あまり前例のないパターンだったようで、人事部から事前に聞いていた「マニュアル通りの回答」が当てはまらず、実際に制度を利用しようとしたら「条件に当てはまらない」と判断されて断られてしまった、ということが何度かありました。
会社側も、今回の反省から育休取得者全員に配布できるようなマニュアルを作成中とのことです。
育休や復職の環境をよりよくしていくのは、いま取得しているこの世代です。
大変なことも沢山ありますが、先駆者になるんだ!という謎の使命感を持って色々と声をあげました。
まわりまわって、私たちの子ども達が大人になったときに子育てがしやすい社会になっていますように。
こうして始まった1年間の男性育休。
どんな日々を過ごしていたのか?ママの本音は?
次回へ続く……