子育てをしていると、様々な悩みにぶつかる、そんな毎日の繰り返し…
- この悩みっていつか解決するのかな?
- もしかしてうちの子だけなのかな?
毎回様々な悩みやモヤモヤを抱えるママを招いてコミュニケーションのプロがスパッと解決!!
育児書には書かれていない、我が子だけの「子育て法」、あなたも見つけてみませんか?
子どもとの関わり方が劇的に変わった!と毎回大きな反響をいただいている「ママのお悩み相談室」。
このコラムでは、「株式会社ジェイ・バン」の代表でもある稲場先生が、16年間のべ12万人のデータを解析し体系化したコミュニケーションメソッドを使って、ママさんたちが家族に抱えるお悩みを毎回解決していくという、リアル体験談を発信しています。
悩める今回の相談者は…
3人のお子さんを育てる・県外出身のえみママ
(長男Hくん小3・長女Sちゃん小1・次男Cくん0歳)
出張も多く、とにかく仕事が忙しいパパ。
えみママが子どもたちに関わることのほとんどを担っている状態の毎日。
子育てへの責任と葛藤することも、子どもが小学校に上がってからは特に多くなったそうです。
そして、昨年次男のCくんが生まれてからというもの、長男Hくんに関わってあげる時間が少なくなってしまい、ついには「どうせ僕にはできない」「僕の言うことなんて聞いてくれないんでしょ?」などと自分を否定する言葉を多く発するように…。
ピアノを習っているというHくん。つい先日あった発表会前は練習もあまりせず手がつけられないほどのネガティブさだったそうで…。
「パパの言うことはキッチリ聞くんですが、私1人だとどうしていいのか…」とかなりお悩みの様子。
なるほど。。。。
小学3年生にもなってくると、ママの思い通りに子どもは動かなくなってきますよね。
どうやったら子どもの「自己肯定感」を高めてあげることができるのか、それを1番に聞きたいそうです。
小学生のお悩み相談なら、やはり、この方しかいませんよね♪
今回はこの方にカウンセリングをお願いしました♡
教員時代から、これまで数多くの小学生ママ達をジェイ・バンのコミュニケーションメソッドを用いて救ってきた柴田先生。
一体どんなアドバイスをされるのでしょうか?
自分を「見て」「かまって」ほしかった!
誰かのために頑張れる優しいお兄ちゃん
まずはおなじみのこの図から。
ジェイバンの性格統計学は、基礎データをベースにまず大きく3つのタイプに分類されます。
えみママ/
ビジョンタイプ
いつも光り輝く成功者になるために手っ取り早く成功したい。可能性・願望を大切にする。
長男Hくん/
ピースタイプ
みんなと仲良く和気あいあいと競争やケンカをせずにともに生きたい。心などカタチのないものを大切にする。
パパ・長女Sちゃん・次男Cくん/
ロジカルタイプ
誰にも文句の言われない自分の世界を築くために自分のペースでがんばりたい。形・結果・楽しさが必要
えみママは「ビジョンタイプ」!
その結果を見て思わず「当たってる!」と納得。
「やりたい!」と思ったらすぐに行動に移すという箇所に特に頷いていらっしゃいました。
そして、長男Hくんは優しい優しい「ピースタイプ」です!
自分ではなく、誰かのために頑張れるタイプで、行動する際には理由を元の元から知りたがる、という傾向にあります。
ビジョンタイプのえみママは、思ったら即行動できるタイプなので、長男Hくんを見ていると「何でここまで言ってあげなくちゃいけないんだろう?」と思ってしまうことも多いかもしれませんが、「なぜこの行動をするのか」理由がキッチリ分からないとモヤモヤして行動に移せないんだそうです。
そして、行動に対しては結果だけではなく、過程を見て褒めてもらいたいタイプになります。
「へーーーーー!そうなんですね!!確かに1つ1つ細かく質問されたりして、『こんなことまで言わなくちゃできないのかな?』と不安になることもよくありました!」とえみママ。
「それは、『言われなければできない』わけではなく『なぜそれをしなければならないのか』理由を知りたくて聞いているだけなので、心配はいりませんよ!」と柴田先生。
「小学生くらいまでのお子さんの『誰かのために頑張れる」は、特に「ママのために頑張れる」という意味が大きいです。とにかくママに喜んでもらいたい、必要とされたい、そう思うと大きな力を発揮してくれますよ」
柴田先生の言葉1つ1つがママの心にとても響いている様子。
そして、過程から全て話さないと気が済まないので、おしゃべりな子も多いのがピースタイプの特徴になります。
「確かに話がすっごく長いです!(笑)いつまで聞かなきゃいけないんだろうって思うことも多いです。」
そうそう、mamaskyマイの家の長女・次女もピースタイプなので、えみママの気持ちすっごく分かります。話にまとまりがなくて、いつまで同じ話が続くんだろう…と疲れてしまうことも多いです(笑)。
「ピースタイプの子は、自分も深くまで知りたいと思うので、ママにもこれを詳しく伝えてあげなくっちゃ!と考えて、ついつい話が長くなってしまいます。でも、相手を想って話しているということなので、目を見てしっかり相槌してあげるとHくん喜びますよ♪できる範囲で大丈夫なので!」と柴田先生。
「この子はそういうタイプの子なんだ!と認めてあげることが大切なんですね。できる限り、耳を傾けて話を聞いてあげたいと思います!!」とえみママも納得できた様子です。
これまでのアドバイスをまとめると、長男Hくんの自己肯定感を高めるにはこんな声掛けや関わり方がオススメ!
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「これまで頑張ってきたのママは知ってるから大丈夫」
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「今まで頑張ってたもんね!Hくんが成功できてママも嬉しい!」
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「●●を手伝ってくれるとママは嬉しいんだけどなぁ」
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「ありがとう」と感謝の気持ちを多めに伝える
自己肯定感を高めてあげるにはとにかく「小さな成功体験」の積み重ねが大事。
どんな細やかなことでも「まずは認めてあげる」と、子どもたちは自信をもって次のチャレンジに進めるようになるそうです。
柴田先生曰く、
長男Hくんのように『どうせ…』という言葉を多く発するようになったら黄色信号!
しっかり子どもの言い分を聞いてあげてから、ママ達の意見を子どもに伝えてあげることを心がけるといいみたいです。
そうなんだーー!(汗)
ついつい子どもの話を最後まで聞かないで「ダメダメ!」とか「なんでそんなことしたん!?」とか食い気味で言ってました…私も。。。
まずは、言いたくなるのを我慢して、しっかり子どもの言い分を聞いてあげなきゃですね><
さぁ実践!「感謝の気持ち」をたくさん伝えた結果は!?
数日後、偶然ママスキーハウスに来ていたえみママ。
「Hくん、カウンセリング後どうだったー?」と聞いてみると、、、
「ものすっっっごい効果ありましたーーーーー!」
と超ハイテンションで経過を教えてくれました!!
「今度、結果と感想を詳しくメッセージしますね♡」とおっしゃられて、届いたメッセージがこちら!!!
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うんうん!わかるわかる!
私(マイ)もカウンセリング受けるまでそうだった!
どうしてできないんだろう…と悩んだことも多かったですもん!
わ!どんな風に声掛けして、どんな風に動いてくれたんだろ!?ワクワク!!
おぉーーー♡やっぱり!
「助かる」という言葉はすごく響いたんですね♪
さらに!
最近は、ママが下の子のお世話でバタバタしてしまい、1人でお風呂に入ることが多かったという長男Hくん。「一緒にお風呂に入って助けてほしいな」という言葉で、張り切って手伝ってくれたんですね♡きっと、Hくんもママと一緒にお風呂に入りたい気持ちガマンしていたと思うので、「Hくんも嬉しい」「ママも助かる」の一石二鳥となりました!
えみママ、上手です!!
ママ自身、自分の言動への振り返りにもなったんですね!
分かってはいるけど言い過ぎてしまうことは本当によくあります。余裕がない時は、もう仕方ないのです(笑)うんうん!
1回でも多く言葉へのブレーキがかかるように気を付けるということ、それが大事なんですね♡
最後に、えみママに柴田先生がくださった言葉が温かくて涙がでそうです><
えみママからのメッセージを読んで、私自身も子どもたちへの関わり方を再度思い出すきっかけとなりました!
【最後に感想】
※えみママからのメッセージをそのまま掲載しています
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端的な感想は、性格分析がホントにあたってる!スゴイ!!でした 笑
長男の性格が気がかりな反面娘の性格はいまいち分からないと思っていたので目から鱗だなと思うこともありました。でも性格を受け止めた後の応対ではやっぱりそういう事だったんだなと思うことがありますね。診断を受けると客観的に見れるせいか、ここが嫌と思っていた性格も多少受け入れられるようになった気がします。素直に受け入れられるというか…。子供に対する感謝の気持ちやごめんねという気持ちも素直に表現できるようになった気がします!
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本当ですね!自分の子どもとはいえ、1人1人性格は違って当たり前。
それを自分の中で客観的に見て、受け入れるようになれると「この子は私と違ってこんな風に考えることができるんだー!」とポジティブに考えることができるので、子育てするのがより楽しくなりそうですよね!
とってもとっても丁寧に結果と感想を送っていただき、本当にありがとうございました♡
気持ちが折れそうになることもたくさんあるけれど、柴田先生がおっしゃられていた「ママ自身の幸せを考えて生きる」ことを大切にしてもらえたらなぁと思います!
私もそう思って明日も頑張ります♪(笑)