「ママ」と「ハタラク」。この二つの間には常に不安と葛藤と悩みが尽きません。でも本当は育児も家事も仕事もどれも辛いことばかりでなく楽しい側面があります。そんな双方のやりくりを上手くするために、そして富山のママの仕事環境をよくするためにできることは、まずはママの声に耳を傾けること。ということで第6回お仕事座談会スタート!!(第4回・5回のレポートは省力させて頂きました。)
 

2016年11月29日(火)、第3回の開催をしたシャンドゥフルールさんを会場に開催をいたしました。
ちなみに、第4回・5回は富山市二口にあるAND LIFEさんで開催しましたよ。

 
(左・第3回開催時、右・第4回開催時)

さてさて、今回は6組のママさんが参加してくださいました。
専業主婦の方と育休中のママさんでの開催でした。

このお仕事座談会は朝日人材サービスさんとのコラボで開催してますが、毎回「働き方」や「現在の終了状況」などの予備知識をお話しした後は、ざっくばらんに仕事や家事や育児の話をお喋り感覚でしています。今回もいろんな悩みの声が届きました!その中でも2つをご紹介しますね。 
(豪華なモーニング付きでしたよ♡子ども達も大喜び)

<1人目の声>

この日集まってくれたママの中には他にもマザーズサロン経験者さんがおられました。
ありがたいことにハローワークにはママのための「マザーズハローワーク」という場所があります。子連れでも安心して過ごせるような設備が整っているのが嬉しいポイントですね。

さて今回のお悩み。
「そんなことあるの!?」と思う方もいるかもしれませんが、この日参加していた別のママも同じようにアドバイスを受けたそう。これは何も悪気があって、こんなアドバイスをしてくるわけでなく、単により多くの選択肢を見てほしいという想いからだと思いますが、これを真に受けて、本当は「土曜働けないのに」「残業できないのに」それを伏せて面接に至ってしまうケースは少なくありません。

せっかく気に入って見つけた仕事も条件が理由で本来の希望するワークライフバランスを持てないならば本末転倒です。

かといって、あれはイヤ、これはイヤだけでは本当に限られた仕事しか見つからなくなってしまいます。
大切なのは、自分にとって絶対に譲れないものは何なのかを決めるということ。
例えば、勤務時間だけは絶対に譲れないとか、休日だけは絶対に譲れないとか、はたまた通勤距離10分以内がいいとか、そんな条件を明確にすることは大切です。

よく挙がる条件をいくつかご紹介しますね!

□15:00までには退社できる仕事
□内勤業務
□土日祝は休み

こんな感じですね。そして、条件に入れたいけれど、面接では知りえることが困難なので、みんなが頭を抱えているのは

□他にも小さい子を育てているママがいるのか
□産休・育休制度は「制度ありじゃなくて、実績ありがしりたい
□もしも子どもが発熱したら・・・そのときの対応の様子が知りたい

うん、確かに面接だけでは知りえないものばかり。
でもこれらって面接では聞きづらいことだったりしますよね。中には土曜は絶対に休みたいのに、面接で「土曜、たまには勤務できますか?」って聞かれたら、面接に受かりたい気持ちから「はい・・・。」って答えてしまったという方もいるとか。でもこれで働き始めたら、働くママも、勤務先の会社にとっても辛いことになってしまいます。
選択肢は少なくなったとしても、絶対に譲れない条件には屈せず仕事探しすることがたいせつになりそうですね。

ちなみに・・・・

ということだそうです!


<2人目の声>

これもなかなか難しい問題ですよね。
共働きで保育所を利用するということは月3万程度~多い場合には5万以上の保育料が発生する可能性が高いです。もしママが旦那さんの扶養範囲内で勤務するならば月々の給与って10万前後、もし勤務時間が14:00頃まで、15:00頃までとなると給与はもっと少なくなりますよね。
そこから3万~5万減るとなると・・・・ちょっと迷うところだったりします。

ちなみに、富山県には託児付きの仕事ってないのでしょうか・・・?
これに関してはそうとも言えません。
最近では託児付きだったり、認可外保育併設だったりする職場も少しずつ見受けられるようになりました。とはいっても、何十社もあるわけではなさそうなので、選択肢はすごく狭まってしまいます。

また、子ども達のことを思うと、例えば校区内の保育所であれば、小学校に上がった時のお友だち関係も早くから気づくことができたり、ママからいろんな情報を得ることができたりするメリットもあります。
託児施設や認可外保育の規模によっては行事がある場合もあるようですが、ほとんどの場合は行事はないので、未就学児期の運動会や遠足、発表会などの機会を失ってしまうのも考えものです。

まずは働いた場合の保育料のこと、いくらあれば家計が安定するのかなど家族でよく考えてみる必要がありそうですね。1人目のお子さんの方には情報が少ないかもしれませんが、保育料というのは年少(3歳児)のタイミングで未満児(3歳未満)期の約半額になります!幼稚園に入れるのも丁度その頃ですね。

家計のために勤務を考えるならば、3歳まで待つかどうかは大きなポイントとなりそうです。

ただし、仕事の魅力というのは「収入」だけでなく、働く面白さや社会との繋がり、成長、達成感など様々ですから、バランスを考えてよく考えたいものですね。

mamaskyとしては、迷うならば、とりあえず「やってみてほしい」と強く思ってます。
まずは一歩踏み出してみることが大切ではないですか?



Special Adviser**
「朝日人材サービス」さん
地元富山の派遣会社。朝日印刷のグループ会社だからこその安心感は業界随一!早くから女性の就職支援にも力を入れていて「とやま子育て応援団」の認定企業。オフィシャルサイトでは育児後の社会復帰を応援する求人情報も多数掲載されています!

 

※上記内容における、各参加者の声は口コミ的観点が強いため、事実と異なるものも含まれる場合もございます。正しい情報は各地域・企業ごとにご確認くださいませ。