ママスキーおかじ/
最近、歯ブラシを口に入れるのが苦手だったり、歯磨き粉の泡を口の中に溜めておけない子が増えていると聞きました。

歯磨きが嫌い…というよりも、歯磨きが「できない」子が増えているということでしょうか?

中央歯科医院 池原さん/
はい、そうなんです。
歯磨きが出来ないと親御さんは困りますよね。

歯磨きの際に「オエッ」とえずいてしまう現象を「嘔吐反射」というのですが、実はこの原因には『歯並び噛み合わせ』が関係していると言われているんです。

教えてくれるのは…
富山県黒部市にある歯医者さん

医療法人社団
中央歯科医院


全国からオンラインでの相談も受け付けております。
詳しくはHPをチェック

 


 

歯ブラシを口に入れるだけで…
『嘔吐反射』って何?

本来、嘔吐反射とは、喉の奥に異物が入ったときに生理的にオエッとえずいてしまう現象のことです。


しかし、最近は

  • 歯ブラシが口の中に入っただけでえずいてしまう
  • 歯磨き粉の泡を口の中に溜めておけない

という子どもが増えてきているそうです。

 

また、過去に喉を詰まらせてしまった経験があると、そのことがトラウマとなり、嘔吐反射が起こりやすくなる場合もあります。

 

このような嘔吐反射が歯磨きの度に起こると、毎回の歯磨きがとても辛いですよね。
どんどん歯磨きが嫌いになって、歯磨きが疎かになってしまうため、虫歯のリスクや口内トラブルになりやすいのです。

 

 

嘔吐反射の原因は…
【歯並び噛み合わせ】にあった⁉

では、なぜ嘔吐反射が起こるのか。

実は、『舌で気道が塞がれて呼吸がしにくくなること』が原因のひとつとして考えられています。

 

…ん?舌が塞がれる?どこかで聞いたような…。

 

そうです。
以前の記事でもご紹介した【舌房(ぜつぼう)】とも関連しています。

舌が正しい位置にない → 気道が狭くなる → 鼻呼吸が出来ない → 口呼吸になる 

という悪循環が生まれ、

結果的に歯並び噛み合わせが悪くなることも…!

 

そうならないためにも、以前の記事でもご紹介した「舌を正しい位置に戻す方法」をぜひ実践してみてください。

 

 

嘔吐反射で歯磨きできないときの対処法

とはいえ、舌の位置を戻したり、鼻呼吸を習慣化させるには、時間と根気が必要です。

その間、毎日の歯磨きを疎かにするわけにはいきませんよね??


そこで今回は、今日から実践できる歯磨きのコツをお伝えします!

<嘔吐反射しにくい歯磨き法>

 

①少し下を向き、顎を引いて歯を磨く

②舌に歯ブラシが触れないようにする

③ヘッドの小さい歯ブラシで磨く

④歯磨剤の量は少なめで(ジェルタイプもおすすめ)

何よりも「喉の奥に異物が当たらないようにすること」が大切です。

そのため、顎を引き、喉の奥に歯ブラシのヘッドが当たらないように注意します。なるべくヘッドが小さめのものを選びましょう。

この方法は小さな子どもだけでなく、大人にも有効な方法ですので、嘔吐反射が起こりやすい人はぜひ試してみてください。

 

ただ、この歯磨き方法はあくまでも、一時的に嘔吐反射を防ぐ方法であり、根本的な改善とは言えません。

  • 舌を正しい位置に戻すこと
  • いつも鼻呼吸を意識すること

を意識して、口内環境を良くしていきましょう!
 

歯科衛生士 池原さん/

お子さんがオエッと苦しんでいる姿を見ると、ママも辛いですよね。
でも、今、嘔吐反射があるからといって、ずっとそうだとは限りません!
ちょっとした工夫で変えることが出来るので、安心してくださいね。


いかがでしたか?

まずは、子どもの歯の現状を知ることが大切です。
お近くの歯医者さんで相談してみてくださいね。

※各歯科医院によって見解が異なる場合がございます。

中央歯科医院では、
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もし気になることがあればお気軽にご相談ください。

 


 

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