「ママ」と「ハタラク」。この二つの間には常に不安と葛藤と悩みが尽きません。でも本当は育児も家事も仕事もどれも辛いことばかりでなく楽しい側面があります。そんな双方のやりくりを上手くするために、そして富山のママの仕事環境をよくするためにできることは、まずはママの声に耳を傾けること。ということで第3回お仕事座談会スタート!!

 2016年3月10日。シャンドゥフルールにて第3回お仕事座談会を開催!
前回に続き、今回も朝日人材サービスさんを特別講師にお招きして就職環境のお話からスタートです。復唱になりますが、このお仕事座談会の目的は、これから働きたいと思っている、もしくは現在働いていて不安を抱えているママたちが悩みを共感しあい、少しでも解決し一歩踏み出すこと
そのために必要な事前知識をレクチャーいただきました。(内容は参加された方だけのヒ・ミ・ツ♡)

今回も、仕事に関する悩みを喋り合うと、やはり出てくるのは前回・前々回に引き続き、ワーキングママが必ずと言っていいほど考える、あの悩みでした。解決方法は家庭によって様々、実際に体験した先輩ママはどんなふうに乗り切ったのか、毎回違った解決法が飛び交います。そんな毎回定番のお悩みからスタート。

≪一人目の声≫ 

mamasky-E
「これは毎回みなさんからの悩みで上がりますね!現在はママがほとんど家事を担当されているんですか?」

質問者ママ
「今は週2~3日のパート勤務なので、時間に余裕がありますし、ほとんど私が家事をしている感じですね。ただ、もう少ししたら勤務時間や日数を伸ばしたいと思っているので、そうなった時にきちんとこなせるかどうかが不安で。旦那さんも手伝ってくれている方だと思うんですが…。」

mamasky-M
「実際に過去2回フルタイムで復職されたKさんは、どのようにして両立されていたんですか?」

ママ
「そうですね。基本的に育休中と同じように家事をこなすのは不可能なので、私の場合は土日にまとめて副菜など日持ちするものを作っていました。掃除も休みの日に一気にしていました。両立できていたかどうかは分かりませんが、なんとかやっていました。でも旦那さんの協力は必須だと思います。」

質問者ママ
「旦那さんの協力…、私が子供の世話と家事とで忙しくても、全然気づいてくれないんですが、どうすれば手伝ってくれるようになるんですか?」
 

mamasky-M
「そうですね…私の経験からお話すると、男の人は言わないと分からないんじゃないでしょうか?多分、何をしていいか分からないのかと。周りのパパ友で『手伝っても手伝わなくても嫁に怒られるからどうしていいかわからん!!』って嘆いてる方多いです(笑)。ママは『それくらい察してよ!』って思うかもしれませんが、きっと言われて初めて『あ、それをして欲しかったんだね』ってわかってもらえるんじゃないのかな?」

質問者ママ
「そういえば、『忙しいの察してよ!』とオーラでアピールしてましたが、全然気づいてくれません!」

朝日人材サービス
「耳が痛い話ですが、確かに私も4歳のコドモたちのパパですが(担当者さんはなんと3つ子のパパさん!)、コドモたちが生まれてからしばらくは何にもできませんでした。母乳も出せないし、あやしかたも下手ですし…。ママにはやっぱり勝てないんです。その中でもなんとか手伝おうとはするのですが、うまくいかずという時もありました。でも、時間が経つにつれ、パパも子育てや家事に慣れてくる日が来ます。いずれ働く意欲がおありでしたら、早めに家族会議を行っておくことが大事だと思います。「洗濯物は夜に回してパパが干す」とか、もしママが働いたら、パパには一体何ができるんだろうということを今から考えておけば、家事をうまく分担して進めれるのではないでしょうか?」

質問者ママ
「そうですね!今からすこしづつ考えてみようと思います。あと、働くママさんたちは自分だけのリフレッシュ時間はとれているんでしょうか?」

mamasky-E
「私の場合は、外に出かけることが一番のリフレッシュなのですが、自分が出かける前にまず先に旦那が1人になれる時間を作ってあげています。そうすると自然に『次は自分が子どもを見てるから出かけてきていいよ』って言ってくれるようになりました。あと、飲み会に行きたい時は、スタート時間を21時とか遅めに設定して開催したり。家のこと・子どものことを全て済ませてから出かけるので、旦那さんの負担にならず、心おきなく楽しむことができましたよ!」

mamasky-M
「私はホームパーティーを頻繁に行っていますよ!旦那が仕事で自分が出かけれなくても、子どもたちと一緒に楽しむことができるので♡ある程度の年齢になれば、子ども同士で遊んでてくれるので楽だし、何よりも美味しいものを食べて、みんなとしゃべって笑って…それだけでストレス解消になりますよね!子どもたちもおうちパーティーを毎回楽しみにしてくれるので、オススメですよ!」

朝日人材サービス
「今はまだお子さんが小さいので、ずっとこの生活が続くんじゃないか…と不安に思われている方も多いと思いますが、きっと楽になる時はきます!楽になる時を待つのではなく、働きたいと思えた時が、復職する絶好のタイミングだと私は思います。初めは家庭と両立できる範囲内で、子どもが大きくなってきたらフルタイムで…など、その時その時の生活スタイルに合わせてお仕事を紹介できるのも人材派遣会社の強みですので、『こうしたい』ということを何でも言ってくださいね!」

質問者ママ
「ありがとうございます!」

 

続いても、毎回上がるママさんの不安。こんなお悩みです。

≪二人目の声≫ 

mamasky-E
「子どもの発熱や体調不良、働くママにとっての一番の悩みはやっぱりこれですね。実際にほとんどのママさんが復職してぶつかる壁だと思います。」

質問ママ
「会社はある程度受け入れてくれると思うのですが、仕事を代わりに誰かにお願いしなくてはいけないので、周りの方に迷惑をかけてしまうなら、いっそ働かない方がいいんじゃないかって考えてしまうんです。」

mamasky-M
「働くママのほとんどが子どもの発熱や体調不良で仕事をお休みしたり、早退したりした経験があると思います。でも、それは仕方のないことだと、ある意味ふっきれて割り切るしかないと思います。1歳~2歳くらいにかけては本当に何回も保育所からお迎えの電話がかかってきました。」

mamasky-E
「大切なのは、休む前後にどれだけフォローできるかだと思います。あらかじめ、自分の仕事を周りのみんなにもわかるようにしておくとか、工夫次第で何とかなることが多いと思いますよ。保育園に入ってすぐは、やはり慣れない環境からか体調を崩すことも多かったのですが、成長とともに呼び出しも少なくなってきたと思いますし。子どもが小さなうちは迷惑をかけるかもしれませんが、その分、後からしっかり働いて返せばいいんじゃないかな?」」

ママ
「自分が助けてもらった分、後から入ってこられたママさんが同じように悩んでいたら、手助けをしてあげたいって思うようになりますしね。みんなお互い様ですよ!」

質問ママ
「そうなんですね!みなさん、同じ悩みを抱えながらお仕事されているのを聞いて、少しホッとしました…。小さな子どもがいる時はどんな職場がオススメだと思いますか?」

mamasky-M
「私は、やはり同じような立場のママさんが多く働く職場がいいんじゃないかなって思います。前職がそうでしたが、子どもの行事や風邪で休まなければいけない時も、お互いにサポートし合ってました。この前お願いしたから、今度は私が代わりに頑張るね!みたいな感じで。」

mamasky-E
「あとは、大人数で仕事をしている職場はいいと聞きました。自分1人が抜けても、他のメンバーでカバーしやすいからだそうです。自分以外の誰もその仕事ができないとなると、やっぱりお休みしにくいですよね。そういえば、富山市では日本で初めて『病児送迎』の制度が10月からスタートしますよね!賛否両論あるとは思いますが、どうしてもお迎えに行けない時の選択肢が1つ増えたということは、ありがたいですよね。」

朝日人材サービス
「子どもの体調不良に関しては、どうすることもできないと思います。でもその悩みが一生続くわけではありません!先ほどの話の復唱になりますが、いずれ楽になる日が必ず来ます。企業側も現在は人手不足なので、昔に比べると融通がききやすくなっています。働き手を大事にしない企業が人手不足によりどんどん倒産していく時代に突入してしているので、みなさんの声も届きやすいと思いますよ。直接企業に言いにくい場合でも、派遣社員の場合は私たちが間に入りますので、代わりにお伝えすることもできます♪」

ママ
「家計のことはもちろん、早く外に出て働きたいという気持ちもあるので、色々調べてみようと思います!ありがとうございました!」
 

Special Adviser**
「朝日人材サービス」さん
地元富山の派遣会社。朝日印刷のグループ会社だからこその安心感は業界随一!早くから女性の就職支援にも力を入れていて「とやま子育て応援団」の認定企業。オフィシャルサイトでは育児後の社会復帰を応援する求人情報も多数掲載されています!

 

※上記内容における、各参加者の声は口コミ的観点が強いため、事実と異なるものも含まれる場合もございます。正しい情報は各地域・企業ごとにご確認くださいませ。