ママスキーでは、ありがたいことにママにまつわる様々なお話しをいただくようになりました。

そんな時に、
「このフェザーコットンが富山で作られていることをみんなに知ってもらいたいが。本当に良いんぜ。使ってほしい!!」
という熱い想いをぶつけてくださったのが、フェザーコットンの生みの親である、有限会社セルダムの松本常務。

フェザーコットンにかける想いとともに、ママと富山愛にも熱い方♡

実際に触ると、本当に“究極の肌触り”なんです。

……でも、
「カシミアやオーガニックコットンと何が違うの?」など様々な疑問があるかと思いますので、こんな企画を用意しました。

 

今回は第一弾として、このフェザーコットンに密着します。

 


どうやってフェザーコットンは生まれた?

まずは成り立ちから。

フェザーコットンを取り扱う有限会社セルダムは、創業当時スポーツのユニフォームなどの製品を販売。その後、現常務の松本さんが2005年に会社へ合流。松本さんは前職でも最高の糸を求めて、ベビー・子どもの洋服などを手掛け、伊勢丹などの洋服も担当していました。

 

そして堀社長の製品にかける想いに触れ、松本さんは、より最高の糸を求め、インドへ旅立ちました。

当初、インドでは「良い糸を作っても市場がない」と断られ続け、誰も松本さんの思う最高の糸を作ってくれる人はいませんでした。

その後、綿において品質の高い地域であるインド南部の「デカン高原」での出会いがあり、対話を重ね、シミュレーションも繰り返し、手摘みの綿でテスト糸が完成!
この糸こそが、現在のセルダムの製品に使われている糸「フェザーコットン」のはじまりです。

 

テスト糸の後も、最高の品質を保つには、綿が手摘みのためゴミが多いという課題や、インドの輸出制限があり輸入できないなど、品質向上の問題や情勢問題が出てきましたが、この問題も、現地の人との強い絆により解決していきました。

 

皆さん知っていますか?

綿をつむぎ、糸ができ、そして糸を編むことで、洋服やタオルなどが作られること。
普通は糸商に糸を頼むところを満足せずに、富山の会社が糸を探し求めてインドへ。こんなケースはないようです。なんてすごい!

 

そして、この糸により、「究極の肌触り」アイテムが完成していきます。


フェザーコットンって何がすごいの?

では、カシミヤやオーガニックコットンの違いから。

カシミアとの違いは、カシミアはカシミアヤギの毛であるのに対して、
フェザーコットンは綿

毛と綿の違いです。だから、カシミアは冬によく見ますね。

オーガニックコットンとの違いは、無農薬と最低限度の農薬を使用しているかどうかの違いです。だったら、「オーガニックコットンより劣るのでは?」という風に感じるかもしれませんが、あくまで最高の品質を保つための農薬使用であり、身体や環境に害のあるものは何一つありません。

 

フェザーコットンの綿は、1本の繊維が長い高級品の「超長綿」で、この綿の世界生産量5%未満。
その中で、手間のかけたハイブリット農法の綿「F1種」は1%未満しかありません
最高品質を保つために、気の遠くなる程の伝統栽培が行われています。

もともとフェザーコットンは“アトピー性皮膚炎の方を救いたい”、“安心した製品を子どもに来てほしい”、“年中着られる肌触りの良い、綿セーターを作りたい” という想いから完成しています。どれもお客さまの声です。

このお客さまの声に応えるために、フェザーコットン製品を作っています。

 

本当に糸でそんなに違うのか?という疑問が…。

ビックリすることに、フェザーコットンの糸は、生地を作っていく段階で既に違いが出てきます。編み目を緻密にデザインし、糸から生地を編んでいく「編立」という工程で、他の糸よりフェザーコットンは糸が細いのに強く、最後まで機械が止まらずに編めるのだそう。

強くてしっかりした糸なのですね!製品を長く使ってもよれない!

 

 洋服の型を作成 

 編 立 

 編地検査 

mamaskyのドイもお墨付き!自分のFacebookでドイが投稿しているのを、ママスキー新人松田は見たのでした。(注:決して広告ではありません(笑)。)

  

実は、フェザーコットンアイテムを愛子様が3年間着用された実績もあります。

「売れなくて辛かったけど、この時に道が開けました。」
と松本さんは当時を振り返りました。

フェザーコットンは、綿の中の空部分が他の糸と比べて多く、大学の研究でも、空部分が多いことで吸水性や保湿性があり、肌触り抜群の最高の糸であると認められました
こんなすごい糸とアイテムを作っている会社が富山にあるんですね!


富山で全ての工程が行われています

洋服などの製品は中国などで製造することが多い中、この製品は最初から最後まで富山で作ります。
工場で編んだ編地を製品にし、富山連邦の山々から湧き出る地下水で1枚、1枚丁寧に洗い完成!富山の水がないと、フェザーコットン製品は完成しない!!

 

そして、技術力もすごい!!

この工程は、「リンキング」という綿セーターの首周り処理をする工程。
現在、この工程を作業できる職人さんは日本で貴重。
セルダムの職人さんは、この道30年以上です。手で触り、指の感触を感じて作業します。まさに神業ですね。

 

今このような工程を経て、自社アイテムとして、フェザーコットンのブランケットや3年試行錯誤した最高品の今治タオルを販売。OEM(相手先ブランドによる生産)としても、某有名子ども服メーカーの綿セーターなどを生産しています。

 

新たな動きとして…

フェザーコットンアイテムに触れてもらいたくて、富山のママと盛り上げたくて、ママスキーで子どもモデルを募集したり、意見をもらい活かされています。

ママスキーハウスに、フェザーコットンのおくるみが置いてあるので、ぜひ触れてみてくださいね♪これから自社製品として、フェザーコットンでどんなアイテムを作っていくか検討中とのこと。ママスキーハウスで使用したら、ぜひお気軽にご意見くださいね。

 

「富山のおばちゃんがこんなにフェザーコットンに想いを持って頑張っています!みんなもやればできる!一緒にぜひ頑張りましょう。そして何でもご意見ください。」
と松本さんから最後にメッセージがありました。

顔の見える富山商品をみんなで応援したいですね。

 

Information

●有限会社セルダムについて
●フェザーコットンについて

販売 ●ブランケット ●今治タオル