前回までのあらすじ 「家計を見直したい」「暮らしを良くしたい」などといった悩みを持つママたちと共に毎度取材をしてきた当コラム。記念すべき(?)第5弾はmamaskyのマイと共に体験してきました。 事の始まりは、年末にさかのぼります。皆さんお馴染みの”年末調整”。mamaskyでは代表のドイが、マイの年末調整をするわけですが、『ねぇ、まい。なんか保険の証券貼ってるやつ多くない?中島さんとこ行こうよ』となったことがきっかけで今回の取材となりました。 さぁ、マイは保険に入りすぎなのか!? ⇒過去の記事こちらをチェック[CLICK] |
改めまして、mamaskyのマイをご紹介します。
mamaskyではバースデープランナーやライターとして活躍する彼女ですが、普段は子ども3人を育てるママであります。
もうすぐ小2になる長女、年長になる次女、1歳児の長男、そしてパパの5人家族。彼女の不安は大きく2つ。
①保障内容があいまいで、充分なものなのか
②今の生活にお金をかけてるので、老後の生活が不安
彼女の理想とする未来にあった保険になっているのか、超リアル取材スタートです!
「更新型保険」この特徴分かってますか?
いきなりですが、マイさん!マイさんは何歳まで保険料払っていけますか?
え・・?できるなら払う期間は短くしたいですけど、定年が65才だとしたら、それくらいまでですかね。
そうですよね。ほとんどの方が保険料を払い終える期間を長くても60歳や65歳を指定されてまうす。・・・・・・ですが、マイさんの入っている保険、保証期間は一生涯なのですが、払込期間も一生涯のものになっているんです。
でも、私の保険料の月額そんなに大した金額じゃないんで。がん保険は月千数百円だし、生命保険も5千円ちょっととかだったような…。
保険の保障期間や払込みの形は大きく4つのパターンがあるのですが、マイさんの加入されているがん保険はその中でも「更新型」と呼ばれるタイプのものになります。
そうそう、そうです。若いうち安いから更新型がいいって言われてそれに入ったんです。
その通り。更新型のメリットは、がんのリスクの低い若い時には安い保険料で済むこと。ですが、デメリットは更新のたびにどんどん保険料が上がっていくことです。極端な話、更新のたびに倍、倍・・・と増えるくらいの勢いで保険料は上がっていきます。保障期間は払い続けている限り続くのですが、がんのリスクが上がる40代、さらに定年を迎える60代の頃には保険料が高すぎて、そもそも払うことができず一番保険が必要となるであろう時に保険料を抑えるために保障を下げざるを得ません。
・・・・え。そうなんですか!? いきなり絶望しました。どうしたらいいのでしょうか。
大丈夫です、安心してください。がん保険は「60歳まで払込期間で、保障は一生涯続く」タイプのものがありますので、プランニングしますね。
保険料の払込期間は要チェックです。
さて、マイさん。実はもう一つ考えていただきたいのですが、マイさんの加入している生命保険。これも一生払い続けるタイプのものです。
えぇーっ、またですか。このままじゃ老後確実に保険貧乏です(泣)。
そんなの嫌ですよね(笑)。保険は未来を安心のものにしてくれるものじゃないと!
今回のような一生払い続けるタイプの保険を「全期型」といいます。保険料が一定なことは「更新型」と比較して安心ですが、だからといって一生払い続けるのは不安ですよね。
これは保険証券の「払込期間」の欄を見るとどのタイプか一目瞭然です。
マイさんの保険は掛捨タイプですが「終身」。払込期間は払込が終了し、保険料を払い込めば保障は一生続くタイプのものでプランニングしてみましょう。
よろしくお願いします!!私の老後を保険貧乏から救ってください。
―その他にも相談して、プランニング作成へ。約1週間後、改めて保険クリニックを訪ねることになりました。
掛捨は「保険料」でより多くの保険商品を比較すべし。
マイ1人では不安ということで、今回はパパも同席することに!
今日は、パパもご一緒なので、パパにも一つ考えていただきたいことがあります。
パパが加入している生命保険ですが、これは「収入保障」を目的にされたタイプだと思います。万が一パパがお亡くなりになった時に毎月生活費として数万円ずつ支払われる仕組みのものです。この証券を見ると、少し前に同じ保険商品に「介護保障」を追加されてますよね。これはどうしてですか?
これからは定年が60歳じゃなくて65歳になるからということで、保障期間を65歳まで伸ばしたんです。そしたらその時に、数百円足したらオプションで介護の保障付くから付けたらどうかって言われて、数百円ならいいかなと思って付けたんです。
なるほど。65歳まで伸ばす、これはアリだと思います。…ただ、この保険会社の介護保険の対象は「重度介護」なんです。重度介護というのは対象の範囲がかなり狭くて、しかもその重度介護が必要な状況に65歳までなるかと言われると、確率はかなり低いかなと思います。
保険のオプションで数百円くらいなら付けておこう、と足す方は多いですが、対象になる確率がかなり低いものはいくら安価でもつける必要はないかなと思います。
確かにそーッスね。使う確率低いならいらない…というか、ぶっちゃけこれはついててもついてなくてもどっちでもいいかなぁなんて。
掛捨タイプの保険を選ぶときに重要なのは、保障の条件が一緒ならば、「1円でも安い保険商品を選ぶこと」です。掛捨てはその名の通り「掛けて捨てる」もの。要は保障は大きいので必要性は高いですが、保障期間が過ぎたら、払った保険料は戻ってこないものなわけなので、安いものを選ぶことが大事です。
保険クリニックだけが持っている「IQシステム」を使えば、たくさんある同条件の保険商品の中で、一番安いものをピックアップできます。
ネットショッピングで、同じ商品を安い順に並び変えて表示させるような感覚ですね。
保険商品によってそんなに金額って変わるものですか?
重度介護の保障特約を外して、同条件で調べると月々2,000円くらい安くなる保険商品が見つかりました。同条件なのに保険会社を変えるだけで月々2,000円、年にすると24,000円の差が出るのでこれは大きいですよね。
切り替えて月々の負担を減らすこともできますし、もし今までの金額払っていけるならば、その2,000円を、現状入っていない「三大疾病」の保険に保障に充てていくという方法もありますよ。
今回もあった!「その学資保険、損します。」
さて、続いて学資保険について、気になる点がありましたので、それもお伝えしますね。マイさんの話によると、この学資保険はご主人のお母さまが一括払いで加入してくれたものだと聞いています。ただ、残念なことに、この学資保険、長女・次女は損とまでは言いませんが、支払額に対して増える額が微々たるもので、さらに長男に関しては損をします。どうしてこんな保険が世の中に存在するのか、僕も不思議でならないです。
ちなみに、万が一お母さまがこれを月々支払っておられたら3人分全てが損する商品でした。
なんですか、それ。学資保険なのに減るとか意味わかりません。うちはこの学資保険だけを子どもたちの教育資金にと考えているのでショックです。
そうですよね。お母さまが善意で掛けてくださっているものなので、簡単に「解約」と言うことは難しいのかなと思いますが、仮に今解約して、戻ってくる返戻金と、進学の頃にもらえる額の差に大差がないので、それならば、返戻金を元手にして、もっと率のいい学資保険に掛けなおして、今回の存する分も含めて資金が増えるようなものをプランニングすることもできます。
ちょっと母親に相談して、また考えてみます。
また何か分からないことがあれば、いつでもご相談くださいね。
「損する学資保険」・・・この例は以前もありましたよね。mamaskyマイだけでなく、「損する学資保険」に入っている方は多いのかもしれません。
▼損する学資保険に入っていたmikiママの記事はこちら
http://mamasky.jp/columns/post/573
「うちの学資保険は大丈夫なの?」「そもそも学資保険って入った方がいいの?」など将来の備えが気になり出したら、一緒に中島さんの元へまいりましょう♡
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