
東京で2児を育てているママスキーキャストのFです。
いよいよ始まった、夫の1年間の育休。
今回は、なにかと揉めがちな家事育児の分担について、振り返って書いていきたいと思います。
家事育児分担の揉め事をなくすコツ
育児が中心の生活になり、二人で、或いはどちらかのみが育休を取ることによって家事の分担が変わる家庭も多いと思います。育児がなくても分担で揉める話はよく聞きます。
私たち夫婦は一人暮らしを経験しないまま結婚しましたが、共働きの頃は仕事の休みがバラバラだったのでそれぞれが休みの日に家事をするという習慣がついており、お互い家事には抵抗がありませんでした。二人目のつわりが辛い頃は土日に上の子を連れて出かけてくれることも多かったので、育児への関与にも不安はありませんでした。分担を考える以前のこととして、出産を迎える前に一通りお互いが家事育児への抵抗をなくしておく、譲れないルールを決めておくというのが大事なように思います(全てをガチガチに固めてしまうとやりづらいので、ある程度はお互いのやり方を許容した方が気持ちが楽です)。
そして、育児が始まれば絶対に家事に使える時間は減ります。睡眠を削るくらいならば家事の時間を削ってください。例えば洗濯機はドラム式にするとか(洗濯機置き場の兼ね合いでドラム式が置けなくても、衣類乾燥機があるだけで随分違いますよ!)、食洗器やロボット掃除機を導入するといったことも出産準備になります。お惣菜や冷凍食品、宅配の簡単調理キットも便利で美味しいですよ。我が家の場合、家の中のゴミ箱の数を減らしてゴミ捨ての手間を出来るだけ軽くしました。ハイハイを始める頃になるとゴミ箱を漁りたがるようになるので、手の届くところには置かない方が安全でもあります。
生活の中の手間になることを1つでも減らすことを念頭に、出産前に準備してみてください。
家事育児の分担について
家事の分担がだいたいどのくらいだったか、思い出してみました。
- 夫がフルタイム、私が専業主婦のとき 2(ほぼ土日):8
- 夫がフルタイム、私がパートのとき 3(私の方が忙しい日):7
- 夫が育休中、私がパートのとき 7:3
だいたいこのくらいでしょうか。ここに育児が追加されるわけですが、上の子が入園するまでの自宅保育の期間はだいたい大人1人が子ども1人を見られるようにしていたので、ほぼ夫婦で均等に育児をしていたと思います。
しょっちゅうではないものの、それぞれが友だちとごはんに行ったり、推し活をしたりとひとり時間を楽しむようにもしていてリフレッシュもできました。
貴重な一人時間は、優雅にホテルでランチコースを堪能しました♡
こうしてリフレッシュすることで、また家族との時間を大切にすることができます。
「保険」としての育休のメリット
妊娠出産って、何があるか分かりません。
実は下の子の出産のとき(帝王切開)、せっかくお腹を開いたから、と妊娠中にエコーでは見えづらかった卵巣嚢腫を見てみたら結構な大きさになっていたのでついでに摘出してくれました。その後順調に退院し、1か月健診に行くと「あの腫瘍、あまり良くなくて」と。また手術が必要になったのです。
1週間以上の入院となると、本来スケジュールの調整が非常に難しいと思います。ですが、育休中の夫と、夫の実家の協力もあり、無事産後2ヶ月で手術をすることができました。子ども達だけでなく夫が一緒に帰省できたおかげで、子ども達も寂しい思いをすることなく過ごせました。
何もあって欲しくはありませんが、それでもママや赤ちゃんに何かがあると、たとえ深刻な状況じゃなくても入院が何日か延びるようなことは珍しくありません。上の子の対応をしなければならないとか、病院に荷物や書類を持って行く、役所に出生届を出す、ママよりも先に赤ちゃんが退院する等、色々な場面でパパが自由に動ける状態にあるだけで非常に助かります。私は帝王切開を含めた二度の開腹手術のあと、しっかりと身体を休めることができました。夫がいなければ、無理をしないと乗り切れなかったと思います。
出産前から、家事育児の分担について話し合うだけでなく、しなければいけない家事自体を減らす工夫が大切なんですね。
ママが、身体的にも精神的にも、無理することなく過ごすことは、結果的に家族の笑顔につながります。
次回は、夫の変化と復職後の生活についてです。
その4に続く…