東京で2児を育てているママスキーキャストのFです。

パパが1年間の育休を取得した我が家。

今回は、復職前後の生活や、この1年での変化を振り返ってみました。

夫と私たち家族の変化

この1年間、夫は初めて「専業主夫」になりました。私もフルタイム勤務ではないので積極的に関わっていますが、それでも夫の方が当然ながら家事育児の割合は多くなっていました。

以前の夫は、お菓子やおもちゃを買い与えたり、贅沢にいつも外食、有料の遊び場に休日料金で入る。限界まで遊んで帰ってきたらあとのことは妻に任せていったん寝転がる、なんてことも。家で子どもと一緒にいる間、家事が一切進んでいないのが当たり前でした。

それも、育休前は「たまに」だから別に良かったのです。でも、毎日子どもといる生活で同じことをしていては回りません。

そこで、夫は工夫を始めます。まずは妻である私が専業主婦だったときのように、児童館は最寄りだけではなく色々なところに連れて行って変化をつける。無料の遊び場や穴場の公園を見つけてイベントを探して連れて行ったり。帰ってきてからの食事の準備やお風呂から寝かしつけまでの手順、翌日の準備までを、妻を頼らずとも計画的に進めることができるようになりました。

外食も減らして、娯楽費も抑えて、でも充実した日々を過ごせるように。復職してからも100%これを維持するのは難しいと思います。それでも、一度できるようになったことは、少しでも維持できると思うのです。

復職後の生活

毎日ずっと子どもの顔を見ていた夫は、仕事の間子ども達に会えないのが寂しくて仕方ないと言っています(笑) 子ども達は二人ともパパが大好きで、パパが帰宅すると玄関で飛びついていて、本当に幸せな1年だったと思っています。後悔は一切ありません。

一気に元の生活に戻りましたが、育休中の方がアクティブな生活をしていたので体力的には大したことはなさそうです。復職後の年末年始は特に子どもと一緒にいられる時間を噛みしめているように見えました。

上の子は、同じこども園の中の幼稚園機能で3歳の4月に入園し、夫の復職の月に保育園機能へ移りました(手続き上は幼稚園退園→保育園入園となります)。お友達や先生方も変わらず、ただ帰りの時間が変わるだけで負担はとても少なく済みました。あまりないパターンではあると思いますが、上の子の園探しでここまで見越して動いていました。入園前、復職前にそれぞれ園長先生に事情は伝えておいた方が良いです。これは枠に空きがあることで成り立つので、もし保育園機能に空きがなければ幼稚園機能のまま預かり保育を利用するつもりでした。結果的にスムーズに移行できて、お昼寝をするようになったりみんなでおやつを食べたりと、はじめは不安な様子もありましたが先生方のフォローのおかげで楽しく通えています。

下の子は保育園の希望を出しましたが待機児童になりました。私が引き続き自宅保育をしながら、一時預かり等を使いつつ仕事をしています。上の子が体調不良で園をお休みすると、元気な1歳児を見ながら病気の4歳児も看て、自分たちも仕事をして…となるので正直かなりギリギリの状態ですが、夫婦ともに在宅のことが多いのでなんとか分担しながらやっています。次年度には下の子も入園できそうなのでそれまで踏ん張ろうと思います。

男性育休の推進には、育休を取ろう!と思う世の中の男性の声と、企業や社会の理解の双方が必須です。まだまだ世に浸透していないと感じることもありますが、メリットの多さは保証します!

家事育児の負担とか色々言いましたが、一番は子どもと過ごす時間・思い出です。私たち夫婦はこの1年を糧に、これからも頑張ります。

皆さんの子育ての時間や家族の思い出が輝かしいものになりますように!