8月25日、木曜日。天気は気持ちのいい晴天!
「現役ママ歯科衛生士に訊く、子どもの歯の相談会」の第2弾を開催しました。今回は2歳以上のお子さんを持つママを対象に歯磨きに関する相談会を開催しました。


皆さんのお子さんは歯磨き順調ですか?
嫌がったり、時に暴れたり、逃げ回ったりした経験はありませんか?
子どもにとってもママにとっても歯磨きの時間が億劫になっている、なんて話も少なくないのではないでしょうか?

そもそも、どうして子どもたちは歯磨きを嫌がるのでしょうか?

このときに、歯科衛生士の池原さんがすごく分かりやすい説明をしてくれました。

要は子どもにとっての歯磨きは、大人にとっての歯医者であるということです。
「ママの皆さんも実は歯医者って苦手だったりしますよね、歯科衛生士の私が言うのもなんですけど(笑)。みなさんはどうして歯医者が苦手ですか?多分、何されているか分からないから、見えないからではないでしょうか?キュイーンという耳障りな音と歯に響く振動と、時折舌先に感じる薬の苦み。それらがどれも不安な妄想を駆り立てるからなんじゃないかなと思ってます。」

・・・・うんうん。と素直にうなづきたくなりました。

「子どもたちにとって、歯磨きってそれと同じですよね。口を開けて、棒でシャカシャカされて、口の中はアワアワになるし、おしゃべりしたくてもさせてもらえないし、しかも大好きなママに助けを求めようと思って顔を除くと、まるで鬼の形相(言い過ぎ?笑)のような真剣な表情なわけです。そりゃ歯磨き好きになれないですよね。」

・・・・ギクリ。。。そうかも、と納得です。

これをクリアするには、「歯磨きは何をしていることかを見せてあげる」必要があるのかもしれません。


ということで今回はママたちの歯で染めだしをしました!
染めだしって覚えていますか?あの歯がピンクに色づくやつですね。久々の染めだしにママたちはどきどき。子ども達はキッズスペース内にあるオモチャに夢中でした♡

染めだしをして、鏡を見ると「あ!歯と歯の間が…」「八重歯だけあんまり磨けてない」「奥歯は割ときれいかも」などと大興奮です!
そんな様子を子ども達は不思議顔で見ていましたね(笑)。

さぁ、ここからはLet's 歯磨き!となるわけですが、今回は子ども達にママの歯を磨いてもらおう、と思います。……の予定だったのですが、ピンクになったいつもと違うママの顔を見て、子ども達は警戒w 近寄ってもくれなかったので、ママたち自身で歯磨きをして、磨き癖の再発見TIMEに。


特別にみんなの歯垢を採って、特殊な顕微鏡で口内のばい菌チェックも行いました。
小さいものから、にょろにょろっとした細長いものまで様々な菌を直視して、みんな衝撃。子ども達もこれまた不思議顔でモニターに夢中でした。


子ども達の歯磨きのコツとしてもう1つアドバイスをもらいましたよ。
それは子ども達に「虫歯」とはどういう状態かを見せてあげるというもの。
「歯磨きしようね。虫歯になったらいやだよね。」なんて子どもに呼びかけたりするわけですが、この「虫歯」というのがどういうものなのか子どもたちは分からないわけですね。
もしもある程度物事認識できる年代であれば、ネットで「虫歯」を画像検索して、ボロボロになった歯を見せて、視覚的に「虫歯になりたいくない」と植え付けるのも効果的かも、ということでした。

確かに、「虫歯」=「なりたくない」というのは大人は当たり前のように思いますが、子ども達はそこがなかなか直結しないかもしれません。もしかしたら中には虫歯になったら、ばいきん○んに会えると思っている子もいるかもしれませんよ笑

 


このあとはキシリトール入りのおからクッキーでおやつTIME。
グルテンフリーで、ソフトクッキーのような柔らかいクッキーでした。参加したママからは美味しい!という声の連続で、子どもも「もう1枚食べたーい」と話していました。

このクッキーはまだ試作段階で販売未定ですが、1枚で1日に必要なキシリトールを摂取できるというから優れものです。

みんなでおやつTIMEしながら、歯についての様々な質問や悩みを話して過ごしましたよ。

次回は11月5日開催決定!ご要望の声に応えて、土曜開催が決定してます。
詳細は http://mamasky.jp/item/129/information をチェックしてくださいね!