11月5日、土曜日。肌寒いけれど、とってもいいお天気。
「現役ママ歯科衛生士に訊く、子どもの歯の相談会」の第3弾を開催しました。今回は初の土曜開催!
今回のテーマは「歯並び」や「噛み合わせ」。土曜開催とあって、定員の5組でにぎやかな開催となりました。
mamaskyのママ会としては初のパパさん参加がお二人もおられた嬉しい日となりました。

歯並び・噛み合わせって遺伝するの?

ママが、パパが、歯並び悪かったら、子どももそうなるんじゃないか。
きっと親ならば一度は考えたことがあるのでは?この問いに対して歯科衛生士の池原さんは
「歯並びや噛み合わせは遺伝が原因とは言い切れません。」
とのこと。しかし、「ただ…」と話は続き、「頬や舌、唇の筋肉の”使い方・動かし方”は遺伝します。」

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どういうことですか?

と思ったのも束の間、池原さん曰く、どうやら歯並びと噛み合わせは、口のまわりの筋肉と密接な関係があるということなのです。

『歯は生えてきた場所と並ぶ場所が異なるんです。お口の周りの筋肉のバランスが整っていれば歯並びはキレイになるし、そうでなければ歯並びは悪くなります。お子さんが小さいうちからお口の周りの筋肉を正しく使う習慣を身につけることが重要です。』

 

舌を出した時、舌先はどうなってますか?

歯並びには口のまわりの筋肉が大事だということは分かりましたが、普段そんなところの筋肉、意識していないので、筋肉がついているのかどうかなんてわかりません。ではどうしたらいいのか。
その一つに舌先の形がセルフチェックになると教えてもらいました。

さぁ、鏡を片手に舌を出して覗いてみてください!
あなたの舌はどうなってますか?

(私の下手な絵ですみません…汗)

どちらが正しいのか。これは左の「U字型」が理想の形です。
U字型の人にとっては「W字型」ってどういうこと?と驚くほどかもしれませんが、このW字型の人は少なくありません。W字型の人というのは、舌の裏にあるヒモ(舌小帯)が強く付いているために、舌がちゃんと動かない可能性があるのだそう。もしお子さんがこうなっていたら、日常生活の遊びの中で舌を動かすよう心掛けるといいそうです♪例えばソフトクリームを食べる時、あえて舌をペロペロの前に出してなめるようにしてみたり…。日ごろのちょっとした工夫がプラスになります。

この舌の力(筋肉)が乳歯の歯と歯の間に隙間をつくるんです!
乳歯の歯と歯の間に隙間がある=後から生えてくる永久歯(乳歯より大きな歯)が生えてくる場所があると期待できます!実は舌の働きって重要です。お子さんと一緒に舌をよく観察してみましょう!

 

”おくち、ぽか~ん”顔は〇〇のヒント!

お口をちゃんと閉じて鼻で呼吸できるということはキレイな歯ならびをつくる上でも健康な発育のためにも、とっても大切なこと。いつも無意識にぽかーんと口が開いていると正しく筋肉が育たず、口元が緩く、だらしのないお口のなってしまい、歯並びにも良い影響は期待できません。
つまり、「おくち、ぽか~ん」は鼻呼吸が苦手な証拠といっても過言ではありません。

最近、おしゃぶりを推奨するお医者さんが増えているは、この鼻呼吸をきちんと子どものうちに身に付けることが大切だからです。鼻呼吸をし、口をちゃんと閉じればそれだけで必要な筋肉が備わってくるということです。
※ちなみにおしゃぶりは4歳までには卒業しましょう!

ここで唇の筋肉量を測るテストを実施しました!
男性の平均値は「13」、女性は「9」だそうです。

チームPAPAは、だいたい「9」くらい。
「いや、これ13なんて無理だって!」と言いながら悔しそうです。


子ども達にはまだルールを理解するのが難しかったようで、測定困難でしたッ。
でも今回のお土産が「リップルトレーナー」という唇の筋肉を育てる道具(?)だったので心配無用ですね。
チームMAMAも大体が「6」くらい。唇の筋肉というのは意外にないもののようです。

そんな中・・・・チームmamaskyは、

マイが「11」、ドイはまさかの「13」!!(私の写真はありませんでした)
唇バッキバキのようです。喜んでいいのかな。でも嬉しかったのでガッツポーズしました♪

その他にも「受け口」はどうしたらいいの?
「歯ぎしり」って大丈夫?
など質問が続きました。中でも「受け口」に関しては5歳くらいまでなら簡単に治せるものだそう。
子ども達はママやパパの反応が楽しくて「受け口」を見せてくることが多々あります。
そんな時には「変な顔~(笑)」と笑って注意するのではなく、真剣に「やめなさい」と指摘することが一番効果的なのだそう。5歳を超えてからも受け口が治らない場合、その度合いによっては手術が必要なケースもあるそうなので、これはきちんと幼いうちに癖を治しておきたいものですね。

 

テスト後はお待ちかねのスイーツタイム!

今回のスイーツは氷見のパティスリー「Shun」さん作のチョコレート”ショコラテリーヌ”。
黄色いシールが貼られたものが中央歯科医院さんとの非売品、キシリトールチョコです。
カカオマスとキシリトールで作られたちょっぴりビターなチョコですが、大人たちからは大好評!子ども達もはじめはちょっと苦いかなって顔を見せていましたが、抵抗なくペロリと食べていました。
甘いチョコなのに、虫歯菌を増やさない(育てない)チョコなんてとっても理想的。
販売してくれたら嬉しいのに…と思いながらもこれはこのママ会でしか味わえないものなので、いつか商品化することを祈るばかりです♡それにしても美味しかった^-^

相談会の間、子ども達は遊びに夢中でしたよ♪
他にはないようないろんな遊具が揃っているのもこちらの魅力ですよね。

次回の開催もお楽しみに♡♡