3月9日、木曜日。THANK YOUの日。もうずいぶんと春っぽい天気になってきましたね♡
「現役ママ歯科衛生士に訊く、子どもの歯の相談会」の第4弾を開催しました。
今回のテーマは以前大人気だった「歯磨き」

どんなことを特に聞きたいですか?という質問で多かった意見は
「おしゃぶりっていつまでOKですか?指しゃぶりでもいいんですか?」
「仕上げ磨きで注意することってありますか?」
「フッ素ってどうなんですか?」

などなど。

今回もママ歯科衛生士の池原さんがみんなの悩みに応えてくれました。
まずメインテーマである歯磨きについて。皆さんはお子さんの歯磨き苦労してますか?それともスムーズですか?
だんだん慣れてくるとは思いますが、歯磨きしだしたての頃は嫌がったり、泣いて暴れたりしたりする経験は皆さんお持ちなのではないでしょうか?

歯科衛生士さんなら歯磨きは楽勝!なのかと思えば、実はそうでもないみたい。
池原さん自身は14年の歯科衛生士としてのキャリアがあるけど、それでも子どもの歯磨きには苦戦した経験があるそうです。
以前の開催レポートでも紹介しましたが、子どもが歯磨きを嫌がるのは何故でしょうか?

少し考えてみてください。

・・・

・・・

・・・

 

それは、歯磨きするときのママの表情が真剣で、笑ってなくて、それが子どもにとっては怖い印象に感じているから、歯磨きを嫌がると言われていたりします。
「歯磨きしないと、虫歯になるよ!」と子どもに訴えたところで、子どもは「虫歯」って何か分からないですよね。虫歯菌は目に見えないし、お口の中は子ども達はなかなか見る機会もありません。

ということで、まずは虫歯菌を見てみよう!という話しに。
懐かしの「染めだし」を行いました。赤くする”アレ”ですね!

赤くなったママの口を見て、子ども達はびっくり!「この赤くなってるところが虫ばい菌なんだよー。だからママのお口キレイにしてあげようか?」と声をかけると、みんなはウンとうなづき、歯ブラシ片手にママのお口へ一直線!

ママたちも久々の染めだしに、いつもより念入りに磨き上げてくれてました。
染めだしの液は薬局などで市販されているものもあるそうなので、皆さんもご自宅で取り入れてみてくださいね。

そのあとは、さらにばい菌の姿を見てみることに!

これを見て、ショックを受けたのはママたち(汗)。
子ども達も「なにこれ?」と興味津々でした。虫歯を見ることで、歯磨きに興味を持ってもらえるといいなと思います。

虫歯について、もう少し勉強しましたよ。
「どうして虫歯になるんだろう」と考えてみました。虫歯と言えば「甘いものを食べるとなる」みたいなイメージがあったりしませんか?

虫歯になるには4つの要素が必要です。実はそのどれか1つが欠けていると虫歯にはならないのです。
①歯(そりゃそうですよね笑)
②細菌(これも分かりますよね。虫歯菌はプラークの中にあるミュータンス菌が原因です。)
③糖分(甘いもの食べると虫歯になる、というのは間違いではないんですね。)
④時間(!!?時間・・・・?)

この4要素、どれか1つを取り除くといっても結構難しいのです。
歯は取り除けないし、細菌も目に見えないし、完全に除去するのは不可能です。糖分も絶対接種しないなんて難しいですよね。
なので、この中で無理なく気を付けられるのは「時間」です。

時間が虫歯の原因になるというのはどういうことなのでしょう?
虫歯は虫歯菌が食べ物に含まれる糖分をエサに酸をつくり歯を溶かします。すると数分で唾液は酸性になり、歯の表面のミネラル成分が溶け始めます。この酸性になった唾液が元の中性に戻るまで40分程度の時間が必要です。
つまり「時間」とは酸性になった唾液を元の中性に戻すための時間をちゃんと取ろうということ。
ちょっとずつ“だらだら食べ”すると、元に戻らないうちに次々に糖分が入ってきて、結果、唾液が酸性になっている時間が長くなり歯のミネラル成分が溶け出している時間が長くなるというわけです。

ここで注意なのは、実は食べ物よりも飲み物にあったりします。
皆さんはカフェラテなど糖分を含む飲み物を時間を頻繁に摂取していませんか?これも虫歯の原因になりやすいので、要注意なのだそうですよ!

 

さて、中央歯科医院さんでの「子どもの歯の相談会」と言えば、最後に出てくるデザートもお楽しみのひとつ。このデザートは虫歯予防に効果的なキシリトールをしようしたものになってます。

プリンです♡南砺市にある洋菓子店に作ってもらった里芋を使ったプリンです!
もっちりしてて、美味しかったです♡

次回の開催は5月25日(木)10:00~に決定!
詳細は、「http://mamasky.jp/item/129/information」をチェック。